ローソン、ファミリーマートがTOMODACHIコンビニ基金を通して、 東北復興支援、次世代リーダーの育成を目指す
日米の次世代リーダー育成を目指す、米日カウンシルが運営するTOMODACHIイニシアチブ*1(会長:アイリーン・ヒラノ・イノウエ、以下「TOMODACHI」)は、11月9日-10日に開催されている米日カウンシルアニュアル・カンファレンスにて実施される「TOMODACHIレセプション」の開催にあたり、コンビニエンスストア大手の株式会社ローソン(代表取締役社長:玉塚元一、以下「ローソン」)、株式会社ファミリーマート(代表取締役社長:中山勇、以下「ファミリーマート」)の多大なる支援により、TOMODACHIコンビニ基金*2 を設立したことを発表しました。
同基金は、日本全国にある両社のフランチャイズ店舗の協力により設置されている店頭募金、ローソンの運営するLoppiなどの端末からの募金や、ファミリーマートの店頭端末によるFamiポート募金および同社のマッチング募金によって支えられています。また同TOMODACHIコンビニ基金は当初、一般社団法人日本フランチャイズ協会(会長:山本善政、以下「JFA」)の呼び掛けにご賛同頂いた、ローソン、ファミリーマート両社によって設立されましたが、今後も継続してJFA会員のコンビニスストアの参画を歓迎します。
2015年度は本基金の下、東北での初開催となるハーバード大学のリベラルアーツプログラムを応用した高校生向け教育プログラム「TOMODACHI HLAB TOHOKU 2015*3」、および福島県在住の約120名の高校2年生を対象とした、半年間に亘るキャリア教育プログラム「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラム in 福島2015*4」の二つのプログラムが実施されています。
ローソンの玉塚元一代表取締役社長は、本基金の設立にあたり、ローソングループを代表して「東日本大震災から4年半以上が経ちましたが、被災地が復旧・復興を果たすためには継続した支援が必要です。ローソングループでは、被災地への出店をはじめ、東北の食材を使用した商品の開発・販売、雇用の提供、被災した学生さんの就学を支援する『夢を応援基金』など、多面的な活動で支援しています。この『TOMODACHIコンビニ基金』への支援も、東北の学生を中心に世界に通用する次世代リーダーの育成に寄与するものと考えております。」と述べています。
また、ファミリーマートの中山勇代表取締役社長は、TOMODACHIコンビニ基金の設立にあたり、次のように述べています。
「ファミリーマートはお客さまからお預かりした店頭募金を通して、被災地域の将来世代の育成支援に取り組んでいます。このプログラムは、未来を担う若者たちに国際交流の機会を提供すること、そして東北の復興に寄与できるものと考えます。参加される高校生たちにとって将来を考えるチャンスとなり、新たなことにチャレンジし続ける力を養うことで、東北から日本-米国そして世界への掛け橋となる人物に成長されることを期待しております。」 以上
TOMODACHIイニシアチブ*1について:
TOMODACHIイニシアチブは、東日本大震災後の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す官民パートナーシップです。日米関係の強化に深く関わり、互いの文化や国を理解し、より協調的で繁栄した安全な世界への貢献と、そうした世界での成功に必要な、世界中で通用する技能と国際的な視点を備えた備えた日米の若いリーダーである「TOMODACHI世代」の育成を目指しています。http://usjapantomodachi.org/ja/
TOMODACHIコンビニ基金*2について:
一般社団法人日本フランチャイズ協会の呼び掛けにご賛同頂いた、株式会社ローソン、株式会社ファミリーマートの支援により設立され、日本全国に広がる両社フランチャイズ店舗の協力のもと、店頭募金やローソンの運営するLoppiなどの端末、およびファミリーマートの店頭端末Famiポートおよび同社のマッチング募金によって支えられています。本基金は継続した復興支援として、東日本大震災の被災地の若者を対象としたプログラムを支援します。
TOMODACHI HLAB TOHOKU 2015*3について:
2015年8月に宮城県女川町で実施された、東北出身者を中心とした高校生と、日米から集結した大学生が参加する、アメリカ式のリベラルアーツ教育を柱としたサマースクール・プログラム。HLABは2011年より、日米の学生が一緒に学び、将来を創っていくことを目的として開催されているが、今回東北における初開催を実現。
TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラム in 福島2015*4について
福島県内の高校2年生女子生徒約120名を対象とした、半年間に及ぶキャリア支援プログラム。普段の生活ではなかなか出会うことのない様々な年代、国籍、経験を持つ先輩女性たちとの4つのセッションを通じて、将来に対する視野を広げ、未来を自分自身で切り開く力、リーダーシップの育成を目的としています。 また本プログラムには、TOMODACHIアラムナイ(プログラム経験者)24名もメンター、プログラムアシスタントとして参加し、後輩たちの学びと成長をサポートしている。
本件に関するお問い合わせ:
TOMODACHIイ二シアチブ
Eメール: tomodachi@usjapancouncil.org 電話: 03-4510-3400