日米の生徒がピッツバーグで太鼓の演奏を通して文化交流
愛知県美浜町にある日本福祉大学付属高校の12名の生徒が、ピッツバーグ日米協会が主催したTOMODACHI太鼓を通した絆プログラムを終え、日本に帰国しました。ピッツバーグで過ごした8日の滞在期間の初日には、ホームステイ先の家族らがピッツバーグの空港で生徒たちを出迎え、歓迎のピクニックが開催されました。
渡米した12名の高校生は、「ラッコ」という名前の和太鼓集団のメンバーで、選抜高校文化祭大会で三位の強豪チームです。ピッツバーグ滞在中、彼等は何度も演奏し、現地の人々に和太鼓を紹介しました。月曜日から金曜日の午前中には現地の和太鼓グループのメンバーと練習を重ねました。ラッコのメンバーは、練習のウォームアップ、共演する曲を指導しながら、リーダーシップスキルを学びました。一週間にわたって、生徒たちはピッツバーグ周辺で演奏し、市長前で演奏する機会にも恵まれました。プログラムの頂点は、最後の演奏でした。生徒たちは客席を盛り上げ、素晴らしい演奏を披露しました。最後の曲目となった盆踊りの曲では、観客が演奏者と一体になり、ステージで楽しく踊りました。
和太鼓の練習や演奏以外にも、日米の高校生らは、様々な文化施設を訪れました。多数の映画が撮影された歴史のある刑務所や裁判所、ミュージカルを専門とするCLOアカデミー、コンフリクト・キッチン、カーネギー美術館と博物館を見学した他、現地の駐在員の案内で三菱電気を訪問した他、ショッピングモールにも行きました。
渡米した参加生徒はこのプログラムを通して多種多様なことが学べたと話しました。また、「音楽で人と人の繋がりを向上できることが経験できました。」「緊張していたので、そんなに喋らなかったにも関わらず、ホームステイの家族と現地の学校の生徒は優しく接してくれたので、もっと話そうと努力しました。」と、感想を述べました。
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