TOMODACHI世代:中野瑛子
中野瑛子氏はマッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社に勤務し、文部科学省で出向をして日本の生徒に留学の機会を与える「トビタテ!」プログラムを導きました。TOMODACHI-UNIQLOフェローとして2015年秋か、スタンフォード大学経営大学院でMBAの取得を目指します。彼女は、個人のリーダーシップ能力の強化の上、いつかは日本の教育制度の革新を通してより有力な日本人のリーダーの育成を支えたいと期待しています。中野氏は慶應大学の法学と政治学の学士号を取得しています。
TOMODACHI-UNIQLO フェローシップについて、こちらをご覧下さい
中野瑛子について
Q: なぜこのプログラムに参加したいと思ったのですか。
A: 理由としては二つあって、一つは元々このTOMODACHIイニシアチブについて知っていて、勝手にファンだったんですけど、やはり日本の学生たちをもっと世界と交流させることは自分自信のミッションで、そこにすごく共感したというのが一つ。で後もう一つは当然そのUNIQLOという会社は日本から発祥して、世界に出て成功している会社の事例なのでそういった所で自分自身もこう色々経験して学べるのではないかなと思ってこの機会に飛びついたのが二つ目です。
Q: このフェローシップを通して日本にどのように貢献したいと思いますか。
A: 私自身の夢は日本の学生たちにもっと世界を知るチャンスを与えたいということで、自分自身は帰国子女なので海外に出ることについては自然に出来たことだったのですが、やはり日本に帰ってくるとどうしても海外の人たちに対して壁を感じる方がすごく多いので、そうじゃなくて、もっと若いうちから外国に行くことが自分のそのオプションの一つであるっていうのを作っていきたいなと、なのでそういった意味で自分の「教育」という分野で将来的にもっともっと日本の教育を良くしていきたいという風に思っていて、それを勉強するためにスタンフォードに行きます。でスタンフォードではMBAと教育のジョイントデグリー(Joint Degree)をとっているので、そこで勉強して、もっと日本に還元できるものを身につけたいと思っています。
Q: UNIQLO代表取締役会長兼社長の柳井正氏は日本に「グローバル人材」が必要だと言っています。中野さんはどう思いますか。
A: まさに私自身も将来的に日本の学生をいかにグローバル化させるかというのがパッションなので、すごくその考えには私自身も共感していて、そのためにその「教育」という所でもっともっと日本の学生が将来を考える時に日本じゃなくて世界でも戦えるんだっていう所をどんどん提供していきたいと思っています。
Q: TOMODACHI世代にはとても若い人がたくさんいるんですけども、その子たちの中には留学やファッションやビジネスに興味を持っている人がたくさんいます。その子たちに先輩としてどのようなアドバイスがありますか。
A: 私自身がもっとやっとけばよかったなと思っていることの一つなんですけど、もっといろんなことに若いうちから挑戦をして、自分の可能性を広げとけばよかったなという風に感じてます。やっぱり新しいことをやるとか、行ったことのないとこに行ってみるとか、そういったことをすることによって、その可能性とかチャンスというのをどんどん広がっていくので、それを実感してほしいなと思っています。