新たな戦略的パートナーシップは東北地方にイノベーションと復興をもたらす
2012 年6月4日 –
U.S.-Japan Council(USJC)起業家タスクフォース、サンブリッジ·グローバル·ベンチャー·ハビタット並びにベンチャー·ジェネレーションが東北地方にイノベーションと復興をもたらすためのパートナーシップを発表
2012年4月25日にスタンフォード大学で立ち上げられた本パートナーシップは、東日本大震災で被害を受けた地域で活動している起業家達をサポートしています。さらには被災地を「国際競争力を持つ地域」にするために、賢明で革新的な方法により復興に取り組んでいる起業家を支援し、新たな活気を与えることを目的としています。
このイニシアチブではTOMODACHI東北チャレンジ(TTC)というビジネスプラン·コンテストが開催されることになっており、現在申し込みを受け付けています。TTCはUSJC起業家リーダーシップ顧問委員会(UE-LAB)というイノベーション、ビジネス·スタートアップおよび日本における知識と経験が豊富な日本と米国の著名な起業家、投資家やアナリストから成る組織です 。
TTC最終選考候補者は、シリコンバレーで毎年開催されているサンブリッジ主催の“Jannovationウィーク”という一週間に渡る日本の起業家達のための集中講座に参加することができ、シリコンバレーのエコシステムの紹介とベンチャー·キャピタリストに対しプレゼンテーションをする機会が与えられます。サンブリッジは、ベンチャー·ジェネレーションというジェイ·シード株式会社主催のベンチャーインキュベータと提携し、日本からの参加者を選定します。更に、最終選考候補者はサンブリッジの創始者、アレン·マイナー氏、もしくはジェイ·シード株式会社の創始者ジェフリー·チャー氏が指導するインキュベーターに参加する機会を競います。マイナー氏とチャー氏はUE-LABのメンバーです。
上位3名の最終選考候補者は2012年10月5日にワシントン州シアトルで開催される2012年U.S.-Japan Council年次総会への旅費が与えられます。年次総会では最終選考候補者3名が、グランプリ獲得に向けた発表を行い、様々なサービスの無償提供やUE-LABによるメンターシップの制度を競います。最終優勝者2名は、グローバル·ベンチャー·ハビタットとベンチャー·ジェネレーションへの優先入居の機会を得ることができます。
- パートナーシップ団体について
サンブリッジのグローバル·ベンチャー·ハビタット( 以下略GVH) は、シリコンバレーのプラグ·アンド·プレー·テックセンターに設置され、国際競争力のある企業を創るビジョンと人材を育て、世界中から起業家を招いています。GVHは、シリコンバレーの起業家とベンチャー·キャピタルとのネットワークを持っており、スタートアップ起業のための集中講座を提供しています。また、GVHは日本では東京と大阪に拠点を持っています。
ベンチャー·ジェネレーション(以下略VG)は、ジェイ·シード株式会社が運営するベンチャー·コミュニティです。VGは東京駅の近くに設立され、低コストで柔軟な条件のオフィススペースを提供しています。当コミュニティは、シリコンバレーと東京でベンチャーの起業と経営に成功した経験豊富な起業家によって運営されています。さらには、70名を超えるメンター陣がおり、貴重なビジネスのアドバイスや幅広いネットワークを提供しています。
TOMODACHI イニシアチブは米国政府及びU.S.-Japan Councilが日本政府から支援を受けて運営する官民パートナーシップです。TOMODACHI東北チャレンジはこのイニシアチブの一部であり、東日本大震災からの日本の復興を支援するとともに、長期にわたり日米間の文化的・経済的な結び付きを強化し、友好を深める形で、両国の将来の世代に投資する取り組みです。
詳細とアプリケーションのダウンロードはhttp://www.usjapancouncil.org/entrepreneurship まで。
問い合わせ: uelab@usjapancouncil.org