TOMODACHIプログラム経験者、科学分野における女性の活躍を考えるシンポジウムに参加
2014年9月30日、過去にTOMODACHIプログラムに参加したことのある経験者 (高校生から若いプロフェッショナル)の8名は、東京で行われたシンポジウム「躍進する女性のリーダーシップと科学・エネルギー分野の多様性」に参加しました。このシンポジウムは駐日米国大使館の米国エネルギー省東京が実施し、国連大学とパートナーしました。
シンポジウムが始まる前にTOMODACHIプログラム経験者は、科学分野で活躍する5名の女性パネリストから話を聞く機会がありました。TOMODACHIプログラム経験者は、科学やエネルギーの分野で女性が直面する困難や女性に対する文化的な偏見など女性だけでなく、日米での再生可能エネルギーの進展についても質問しました。
このシンポジウムは、パネリストが 自らのキャリアや体験を基に科学分野における女性の活躍について意見を述べた第一部、そしてGraduate School Japan (Graduate School USAとの連携)がリーダーシップ、多様性、そしてクリティカルシンキングについてのトレーニングセッションを行った第二部に分かれていました。
科学そしてエネルギーにおける様々な専門分野をもつ日米の女性、7名がパネリストとして意見を述べました。米国連邦政府大統領府予算管理局次官のレスリー・フィールド氏、ブルックヘブン国立研究所核不拡散・国家安全保障部門長であるキャロル・ケスラー氏、在駐日米大使館のマーゴ・キャリングトン氏、内閣官房内閣人事局審議官の定塚由美子氏、元JAXA宇宙飛行士の山崎直子氏、ワーク・ライフバランス株式会社代表取締役である小室淑恵氏、そして大塚製薬株式会社常務執行役員の笠イネス・テイラー章子氏が参加しました。
シンポジウムの第一部は、在駐日米国大使館を代表して全米科学財団が進行を務め、政府関係者、企業幹部、大学生、高校生を含む計220名が参加しました。冒頭では、キャロライン・ケネディ駐日米国大使が挨拶をし、「世界が直面している問題の多くを解決するには、政治家、設計者、科学者の創造性に富んだ考えが必要です。例えば、経済とお家を発電するクリーン・エネルギー、病気を治す新薬、世界の飢餓を終わらせる新しい農法などが挙げられます。これらの分野でのゴール到達には、
第二部では、トレーニングセッションが行われ、様々な職歴を持つ男女50名が参加をしました。TOMODACHIプログラム参加経験者も一名参加しました。
これらのイベントは、在駐日米国大使館、そして政策研究大学院大学(GRIPS)とGraduate School Japanのパートナーシップにより実現しました。