TOMODACHI プログラム経験者がメンターとしてTOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムに参加
2014年8月22‐24日、TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムが始動しました。本プログラムは、福島県内の高校2年生女子生徒120名を対象としたキャリア支援のプログラムであり、外国人留学生や社会人女性とのセッションを通じて、将来に対する視野を広げ、福島を始めとした次世代のリーダーの育成を目指します。 このプログラムには、TOMODACHI コカコーラホームステイ研修プログラム、TOMODACHIソフトバンク・リーダーシッププログラム、そしてTOMODACHI MUFG 国際交流プログラムなどのTOMODACHIプログラム経験者15名もメンターとして参加し、後輩たちの学びと成長をサポートしています。
半年間にわたり四部構成で行われるこのプログラムのSTEP1は「ヤングアメリカンズ・歌とダンスのワークショップ」。8月22から3日間にわたり、参加者全員がヤングアメリカンズと一緒に、1時間の歌とダンスのショーを創り上げました。“英語”“音楽”という世界共通のツールを使って、みんなで心を開いて自分の人生を受け入れて、これからともに活動する仲間との絆を創るのです。
ワークショップが始まる前は、プログラム全体のオープニングセッションと、これから一緒にプログラムをやっていく仲間との顔合わせがありました。小さいグループに分かれて、自己紹介などをしていく参加者の皆さん初めての環境と新しい仲間達に、ちょっと緊張している様子が伝わってきました。
ワークショップはハイテンションで、ちょっとクレイジーなヤングアメリカンズ達に、最初は緊張していた参加者達の表情もどんどん和らいでいき、女子高生らしい明るい華やかな雰囲気になっていきました。この3日のワークショップの最後、8月24日には3日間の集大成とし、プログラムの支援者のみなさんの前で女子高生たちのエネルギーとパワーが爆発し、会場を大きな感動と興奮に包みました。
STEP2は11月1-2日にかけ福島県猪苗代町で行われる「世界中から訪れる外国留学生とのセッション」です。欧米やアジア各国からの留学生が、なぜ留学先に日本を選んだのか、どんな夢やキャリアを描いているのか、そして留学するまでにどんな努力や葛藤があったのか等をお話します。現状に甘んじずにチャレンジし続けている大学生の話を聞いて、“世界に飛び出すスピリット”を学びます。
*ヤングアメリカンズとは
1962年、若者の素晴らしさを音楽によって社会に伝えようと、ミルトン・C・アンダーソンによって設立された非営利活動団体。音楽公演と教育が活動の二本柱です。17~25歳の若者たち、約300名で構成されています。90年代初頭、米国で教育予算削減の嵐が吹き荒れ、芸術関係の授業がカリキュラムから削られるなか、ヤングアメリカンズは学校に行き、子どもたちとショーをつくるというユニークな活動を始めました。その教育活動は瞬く間に世界に広がり、28ヶ国で60万名、日本でも約6万名がこのワークショップに参加しています。