陸前高田への滞在後、デルノルテ高校の生徒がケネディー駐日米大使を訪問
2014年2月21日、カリフォルニア州クレセントシティーのデルノルテ高校生徒6名と先生は、TOMODACHI デル・ノルテ高校2014陸前高田交流プログラムによって岩手県陸前高田市を訪れました。
彼等は、昨年の9月に東日本大震災後にクレセントシティーに流れ着いた実習船を返還し、今回の訪問では、返還先の陸前高田市関係者と高田高校の生徒に会う為、TOMODACHI デル・ノルテ高校2014陸前高田交流プログラムに参加しました。生徒達はケネディ大使に陸前高田での体験について伝え、生徒のコナー・フィールド氏は、「このプログラムのお陰で、将来もっと外国、特に日本、に行ってみたい。」とプログラムの与えたインパクトにつて語り、他の生徒からも同様のことが共有されました。彼らは、高田高校でわずか二日間のみの滞在となりましたが、高田高校の生徒と不変の友情ができ、グリッフィン・ウォーカーは、お別れの際帰りたくなく、無理やりバスに引っ張られたと言いました。
この二つの街の間には深い類似点とつながりがあります。両街とも、ある時津波の影響で街が破壊された漁村です。生徒に付き添った保護者の一人は、陸前高田に到着し、建物がほぼ破壊されていた姿の陸前高田を見て、1964年の津波の直後のクレセントシティーにそっくりだということに気付いたと話しました。しかし、1964年以来、クレセントシティーはエネルギーに満ちあふれ、“復活の街USA”という名が付けられ見事復活を遂げました。TOMODACHIは、このカリフォルニア州の街と東北の街との友情が陸前高田市の復活の助けになれると願っています。デルノルテ郡緊急隊の事務所のシンヂー・ヘンダーソン氏は、「この実習船が私たちの街にたどり着いたことは偶然だとは思えない。」という一言にこの二つの街のつながりをまとめました。