TOMODACHI Tanaka Sangyo Agricultural Exchange Initiative: 新潟とテキサスを結ぶ農業リーダーシップ育成プログラムがスタート

TOMODACHI Tanaka Sangyo Agricultural Exchange Initiativeは、新潟県と米国テキサス州の提携大学から選抜された20名の大学生を対象とした、8か月間にわたるリーダーシップ育成プログラムです。農業というテーマを通じ、持続可能性、イノベーション、異文化間協力を探求することで、日米の架け橋となる次世代リーダーの育成を目的としています。
2026年1月のオリエンテーションでは、本プログラムの協賛企業である田中産業株式会社から常務取締役 田中朗之氏が登壇しました。同社が新潟で実践する稲作経営の視点を交えつつ、日米の学生が友情を育み農業知見を共有することの重要性について述べました。また、テキサスの先進的な農業から得られる学びが、日本の農業課題の解決や持続可能な未来の創造に繋がることへの強い期待を表明しました。
続くオンラインセッションでは、リーダーシップを「土壌づくり」に例える概念を軸に、自己の内省や価値観の共有を通じた活発な議論が行われました。また、テキサスA&M大学の教授による講義を通じ、テキサスにおける広域農業の経済的影響や環境課題について理解を深め、対面研修に向けた学びの基盤を築きました。

オンラインセッションを終えた参加者の服部歩乃果氏は、「オンラインセッションを通じ、テキサスの学生も自分と同じ志や課題意識を持っていると知り、親近感を持って議論を深めることができました。実地研修では大規模農業の現場を直接確認し、日米双方の強みを活かした将来の農業のあり方を模索したいです」と述べました。
また、テキサス側の参加者であるクリスティ・グエン氏は、「自分自身の価値観への理解や、他者と協力して困難を乗り越える方法など、すでに多くの学びを得ています。テキサスの代表として、この土地固有の文化や農業の知見を日本の友人と共有し、全員でこのプログラムを経験できることを楽しみにしています」と今後の交流に期待を寄せました。
3月には、新潟県からの参加学生10名がテキサス州カレッジステーションおよびヒューストンを訪問し、テキサスA&M大学の学生と合流します。大学でのレクチャーや研究施設の視察、現地の農場や企業への訪問を通じ、学生たちは持続可能な農業の未来に向けた知見を広げていく予定です。

