TOMODACHI住友商事奨学金プログラム、第12期生の授与式を実施

2025年10月14日、「TOMODACHI住友商事奨学金プログラム」第12期生の授与式がオンラインで執り行われ、住友商事、米日カウンシル、大学関係者を含む約30名が出席しました。
授与式では、住友商事株式会社 常務執行役員 サステナビリティ・DE&I推進グループ長 人材・総務・法務グループ長 CSDEIO・CAO・CCO 江田麻希子氏と米日カウンシル―ジャパン 代表理事 髙田ヘンリー聖一氏が登壇し、プログラム開始のオフィシャルな節目として、既に留学を開始している第12期生にエールを送りました。続いて江田氏より第12期生に対して、一人ずつ証書が授与されました。
会の締めくくりとして、第12期生は順番に全員が、留学およびプログラム参加の目標を英語で発表しました。オレゴン大学でバイオテクノロジーを学ぶ大阪大学の糸目仁頼氏は、次のように述べました。
「この一年を通して、アメリカの視点からバイオテクノロジーについてさらに学び、批判的思考力とコミュニケーション能力を伸ばしたいと考えています。将来的には、認知症に苦しむ人々を助けることを含め、バイオテクノロジーの研究や産業の発展に貢献したいです。学業に加えて、このプログラムを通じてアメリカだけでなく、他の国々の人々と出会う機会を得ました。こうした機会は、私の世界に対する視野を広げてくれると思います。広がった視野を生かして、日米の架け橋となり、世界で良きリーダーとして活躍することを目指しています。」
既に渡米をして留学を開始している第12期生は、2025年10月に開催された米日カウンシルのアニュアル・カンファレンスに参加し、4日間にわたりワークショップやイベントに参加しました。今後2026年3月には東海岸研修、帰国後には報告会が予定されています。留学先での経験およびプログラムでの研修を通じて新たな知見や経験、ネットワークを築き、日米の懸け橋として活躍するリーダーとなることが期待されます。

