TOMODACHI MUFG Sustainable Entrepreneurship Program キックオフ
TOMODACHI MUFG Sustainable Entrepreneurship Program 2025のオンライン事前研修が6月から7月に全5回開催され、全国から選出された20名の高校生が参加しました。本プログラムは、「アントレプレナーシップ(起業家精神)」や「リーダーシップ」は誰もが持ち、発揮できるものであるという考えに基づき、日米関係の強化に寄与し、国連により定められた持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)に関連する課題の解決に積極的に取り組むことのできるリーダーの育成を目指しています。
事前研修では、プログラムパートナーであるVIA(Volunteers in Asia)のファシリテーションのもと、米日カウンシルのTOMODACHIイニシアチブや三菱UFJフィナンシャル・グループの取り組みについて理解を深めたり、各研修の前に個人で取り組んだ課題についてさらに深掘りを行いました。
身近なSDGsについての気づきを共有したり、SDGsに積極的に取り組む企業や団体を調べ、グループで発表しました。参加者は、米国研修に向けた知識を深めるだけでなく、参加者同士で積極的に英語で議論を交わしました。
参加者の一人、善本千優氏は、「事前研修では、世界で活躍し、グローバルな影響を与えられる人になることの重要性を学びました。挑戦を学びの機会として捉えること、問いを立てて自分の考えを形成しながらテーマに取り組むこと、そして異なる視点に対して心を開いていることの価値を改めて思い出しました。私は特に準備課題を楽しみました。セッションのテーマについて独自の視点を持つよう促され、異なる考えや視点を共有できるオープンな対話を他の参加者と行うことができたからです。米国研修では、アメリカのリーダーたちがどのように社会課題に向き合っているのか、そして自分がどのように世界にポジティブな影響を与えることができるのかを学びたいと思っています」と話しました。
20名の高校生は、8月にカリフォルニア州での研修に参加し、帰国後には最終報告会で学びの成果を発表します。