日米の架け橋へ:TOMODACHIカケハシ イノウエ・スカラーズプログラム2025
3月1日から7日に、ロヨラ・メリーマウント大学(LMU)およびポモナ・カレッジを含むクレアモント・カレッジ連盟の28名の参加者が、「TOMODACHIカケハシ イノウエ・スカラーズプログラム」に参加しました。2014年に開始された本プログラムは、アメリカと日本の大学生の文化理解を深めることを目的としています。また、ダニエルK.イノウエ上院議員の生涯を称え、参加者に彼の国家、遺産、そして日米関係への貢献について参加者が学ぶ機会を提供しています。
参加者は宮城県の気仙沼市と南三陸町を訪れ、東北の人々のレジリエンスについて学び、ホームステイを体験しました。また、東京では科学とイノベーションについて学び、外務省を訪問しました。
3月6日には上智大学で、参加者がプログラムを通じて学んだことを自分たちのコミュニティで広めるためのアクションプランを発表しました。プランとして、教育的ワークショップや冊子、ビデオなどが提案されました。参加者の一人は「よりグローバルな視点を得ることで、私たちは差異よりも類似していることを多く持っていることに気が付きました」と話しました。参加者らは、さらに東北の人々からレジリエンスと地域再建について学んだと話しました。
報告会には4名のTOMODACHIアラムナイが自身の体験や歩みを共有し、アメリカの学生たちと交流しました。さらに、米日カウンシル(USJC)の理事、カウンシル・リーダー、渡邉奨学生もこのイベントに参加し、学生たちと意見を交わしました。