TOMODACHIイニシアチブよりー14年の振り返りとこれから
2025年3月11日、東日本大震災発生から14年目となる本日、この未曾有の災害によって失われた命に、改めて深く哀悼の意を表します。また、被災された皆さまへ、心からお見舞いを申し上げます。当時被災した地域では復興・再生の動きが進んでおり、尽力くださった皆さまに心からの敬意を表します。
また、2025年に入り、米国ロサンゼルスと岩手県大船渡市で、相次いで大規模な山火事が発生しました。被災された皆さまへ、心からのお見舞いを申し上げます。
東日本大震災時の米軍と自衛隊の救援活動「トモダチ作戦」から誕生した「TOMODACHIイニシアチブ」は、東北の復興支援にはじまり、現在は日本全国および全米の次世代リーダー育成へとその活動の輪を広げています。
2024年には「TOMODACHI Kibou for Maui Program」が実施され、大規模な山火事で被災したハワイ・マウイ島の高校生が東北を訪問しました。参加者たちは、東日本大震災を乗り越えた東北の人々やTOMODACHIアラムナイ(プログラム卒業生)との交流を通して体験や気持ちを共有したほか、リーダーシップやレジリエンスについて学びを深めました。本プログラムには、2013年当時中学生としてプログラムに参加したTOMODACHIアラムナイが運営に携わり、TOMODACHIを通じてコミュニティに貢献しました。
TOMODACHIイニシアチブは、東日本大震災の教訓を継承しながら、各被災地の復興や両国全体の発展を担う日米の若いリーダーの育成と両国の友好関係の構築に、引き続き邁進してまいります。
公益財団法人 米日カウンシルージャパン TOMODACHIイニシアチブ