TOMODACHI地域フレームワークワークショップを開催しました
10月29日、TOMODACHIアラムナイ地域フレームワークの代表と日米のコア委員会メンバーが、チームビルディングワークショップのために東京のBIRTH LABに集まりました。このイベントは、長らくビデオ通話のみで交流していたメンバーが対面で集まる初めての機会となりました。メンバー同士の関係の強化やアラムナイ・エンゲージメント・モデルの成功事例の共有、コミュニティの新たな可能性の発見、そして個々の目標とアラムナイネットワークのビジョンの明確化を目的としました。
ワークショップは、在日米国大使館の広報・文化交流部からゲストスピーカーとして参加した小林横田円氏のプレゼンテーションから始まりました。小林氏は、JAC-US(アメリカ合衆国政府が資金提供するプログラムに日本から参加した同窓生(International Exchange Alumni)が運営する、日本全国の同窓生コミュニティ)のケーススタディ『在日米国大使館におけるアラムナイエンゲージメント戦略の成功のためのベストプラクティス』を紹介しました。そして、成功のための4つの重要な要素として、明確なミッションとビジョン、献身的なコアメンバー・アラムナイの動機付け、ネットワーキングによるつながりの強化、そして米国大使館および領事館との協力体制を挙げました。また、JAC-USの成功にはTOMODACHIの支援と米国大使館の協力が大きな役割を果たしたと述べました。その後、参加者たちは小林氏の講演内容を振り返り、TOMODACHIコミュニティの未来について短いディスカッションを行いました。
イベントの後半は、笑むすび(waraimusubi.com)の創設者である山田みき氏による「むすび」ワークショップが行われました。「おむすび」を共同制作することで、グループ内の結びつきと創造の精神を高めました。また、ワークショップでは、各グループがそれぞれテーマに沿った「おむすびアート」を作成しました。最後には、各グループが完成したアート作品と制作過程で得られた学びを共有し合い、参加者間のつながりが一層深まりました。 「ただ家でむすびを作っても、ただの食べ物になってしまいますが、お互いにつながろうと思って作ったことで、より有意義なプロセスになった」と、TOMODACHI カケハシ イノウエ・スカラーズプログラムのアラムナイで、現在TOMODACHIアラムナイ 地域フレームワークのハワイ地域代表を務めるマックス・マルムード氏は語った。