米日カウンシル年次総会:アラムナイがパネリストとして登壇
10月31日に米日カウンシル年次総会のパブリック・シンポジウムがセルリアンタワー東急ホテルで開催されました。今年の会議のテーマは「共に未来を築く:新しい日米関係の時代」で、未来の最も緊急の課題と機会に対処するためのリーダーシップに焦点が当てられました。
閉会プレナリーでは、次世代サミットで開催されたTOMOボイス・ピッチ・コンテストのTOMODACHIアラムナイ優秀者にスポットが当てられました。 桝永 ライリー氏の司会のもと、林田 光来氏、五十嵐 光氏、阿部 晶太郎氏がパネリストとして登壇し、700人を超える聴衆を前に、それぞれの地域社会で行っている前向きな変化のための刺激的なアクションを紹介しました。
TOMODACHI Kibou for Maui ProgramのアラムナイであるMJee Abara氏は、2023年のハワイの山火事と、3.11後のレジリエンスについて学んだ東北での経験を述べました。「なぜ私ではないのか?私は自分のコミュニティに何を持ち帰ることができるのだろうか?」と語りかけました。
TOMODACHI Kibou for Maui Programパートナー団体、オデッセイ・ネイチャー・ジャパン創設者の成澤みく氏が閉会の挨拶を行いました。2011年の東日本大震災での経験や、山火事で被災したハワイ州ラハイナの生徒たちを支援する「TOMODACHI Kibou for Maui Program」プログラムを立ち上げるきっかけとなった経緯について語りました。「私は、今まで出会った中で最も重要な人生の教訓を学びました。それは、生きることができなかった人たちのために強く生きること、そして、他の人たちから奪うのではなく、貢献する人間になることです」と、感動的な言葉で締めくくりました。