TOMODACHIサマー・ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム2.0: 未来のリーダーを育む – UCバークレーでの米国研修
2024年7月30日から8月18日にかけて、TOMODACHIサマー・ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム2.0の米国研修がカリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)で行われ、12人の日本の高校生・大学生と3人の地域メンターが参加しました。本研修ではリーダーシップと地域貢献に焦点を当て、参加者の地元である東北各地域の社会課題解決のためのアクションプランを作成することを目指しました。
米国滞在中、参加者はコラボレーション、実践的な問題解決のスキル、回復力、革新性などに重きを置いたY-PLANに基づくカリキュラムを通してリーダーシップについての学びを深めたほか、ベイエリアやノースリッチモンドの様々な団体を訪問して地域活性化について学びました。また、参加者はプログラム期間中の共同生活を通じてチームワークの重要性も学びました。
米国研修は、UCバークレー校キャンパスで行われた修了式で締めくくられました。式典では、在サンフランシスコ日本国総領事館 主席領事 岸守一氏や米日カウンシルの会長兼CEOであるオードリー・ヤマモト氏から挨拶がありました。
参加者の広瀬光仁氏は米国研修について次のように述べました。「プログラム中、印象に残った経験は、サンフランシスコやオークランドを歩いて見てきたことです。異なる文化が共存するためには、お互いの理解が不可欠であり、それを実現しているサンフランシスコとその周辺の人々が本当に素晴らしいと思いました。私は宮城県で育ち、これまでの学校生活では似たような背景を持つ友人たちと関わってきました。しかし、このプログラムには様々な学生が参加をしていて、考え方が異なることがしばしばありましたが、話し合いを重ねお互いを理解する大切さも学びました。UCバークレーでは、インストラクターやスタッフの方々が全力でサポートをしてくださり、Y-PLANセッションを通して、行動力について深く考えました。アクションプランを実行し、自分自身と周りの人々の喜びや幸せのために力を尽くしたいと思っています。」
本プログラムの次の段階として、参加者は地域メンターのサポートを受けながら、アクションプランを実行します。12月には、東北で最終報告会が開催され、参加者はアクションプランの最新情報と成果を発表します。