TOMODACHI Kibou for Maui Program第2期生が東北を訪問
2024年7月22日から26日にかけて、TOMODACHI Kibou for Maui Programの第2期生が東北地方(東松島市、女川町、陸前高田市)を訪問し、東日本大震災の復興過程やリーダーシップについて学びました。2023年8月の山火事で被災したマウイ島ラハイナの高校生10名は、地域のリーダー、コミュニティメンバー、TOMODACHIアラムナイと交流しました。
参加者は東北地方で1週間を過ごし、地元の専門家や地域社会に前向きな変化をもたらしている方々から学びを得ました。東松島市では、渥美市長や八木副市長をはじめとする市役所職員の歓迎を受け、東松島市震災復興伝承館を見学しました。自然災害の影響について学ぶとともに、再び災害が発生した場合に備え、住民のためのサバイバルキットや物資を備えた拠点となる地元の防災倉庫を見学しました。
東北地方の他の地域を訪問することで、参加者はこれらの地域の復興と再生の取り組みを目の当たりにし、新しいラハイナを再建するためのアイデアを生み出す刺激と力を得ました。参加者の一人ノア・ゴードン氏は、「このプログラムは、3.11の被災地がどのような経験をしたかを学ぶ素晴らしい機会を与えてくれました。また、この旅は、私たちがラハイナの将来のリーダーとなる理由を与えてくれました。私たちは、第一期生と引率の方々に、互いに頼り合うことができました。皆さんのホスピタリティと親切に本当に感謝しています。」
2024年3月以来、21人の参加者がTOMODACHI Kibou for Maui Programを修了しました。参加者らは、東北から学んだ経験と教訓を胸に、ラハイナの復興への新たな感謝と情熱、そして地域社会や友人、家族のために尽くしたいという思いを胸に抱いています。