第33回米日カウンシル ビジネス・アドバイザリー・ボード ミーティング:生成AIとビジネス変革に関するマイクロソフト社の展望
2024年5月22日、第33回米日カウンシル ビジネス・アドバイザリー・ボード(BAB)ミーティングが東京アメリカンクラブで開催されました。米日カウンシル評議員副会長の田中正明氏のリーダーシップの下、日本マイクロソフト株式会社の代表取締役社長である津坂美樹氏を基調講演者に迎え、「生成AIとビジネス変革」についてお話いただきました。本イベントには、80名を超えるビジネスリーダーならびにTOMODACHIアラムナイとインターンを含む8名の次世代リーダーが参加しました。
基調講演に先立ち、会長兼CEOのオードリー・ヤマモトが参加者への挨拶を行いました。また、Kibou for Maui Projectの招へい団を代表して、マウイ市長のリチャード・ビッセン氏は、マウイ島の山火事被害からの復興に向けた日本の支援と、ハワイと米日カウンシルの強い繋がりに感謝の意を表すスピーチを行いました。
講演の中で津坂氏は、生成AIを含む急速なIT技術の進化とAIの導入による世界経済や日本経済に与える影響について述べました。さらに、日常生活やビジネスでの導入事例を紹介し、マイクロソフト社の開発した生成AIモデルであるCopilotの実用的な活用方法についても実演しました。最後に、津坂氏は社会に有益な影響をもたらす責任あるAIに対するマイクロソフト社のコミットメント、ならびにITツールを効率的に活用し技術革新に適応していくための個人レベルでの日々のトレーニングの重要性を強調しました。
参加したTOMODACHIアラムナイの佐藤美恵子氏(TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program ’19)は、「私の会社では、すでにカスタマイズされたチャットAIサービスを導入しています。私もよく利用していますが、業務を効率化するための多くの活用方法があることに気づきました。イベントに参加した後、生成AIの活用に関するウェブサイトをいくつかチェックし、初めて生成AIを使ってみました」と述べました。