TOMODACHI Kibou for Maui Program、ハワイの高校生を東北に迎える
2024年3月17日〜24日にかけて、TOMODACHI Kibou for Maui Programが開催され、マウイ島ラハイナの高校生11名が東松島市、石巻市、女川町、松島(宮城県)などの東北地方を訪れ、2011年の東日本大震災における復興過程やリーダーシップについて学びました。生徒たちは地元の漁師や農家、地域の人々と交流し、TOMODACHIのアラムナイや地元の高校生と一緒に参加しました。
3月19日、宮城県東松島市にて歓迎レセプションが開催され、外務省、東松島市役所、仙台市、東松島市、地元の方々など40名以上の来賓とともに、参加者が出席しました。懇親会では、学生たちが自己紹介を行い、岩手、宮城、福島のTOMODACHIアラムナイと交流し、彼らのアラムナイ・コミュニティへの継続的な参加について知ることができました。
3月21日、参加者はTOMODACHIデーに参加し、高校生から若手社会人までのTOMODACHIアラムナイと交流しました。女川町をガイド付きで散策しながら、東日本大震災からの驚くべき復興の道のりを学びました。学生たちは、熱心に震災遺構について質問をし、地震と津波が東北地方を襲った後、地域がどのように団結したのかについて掘り下げていきました。
その後、TOMODACHIアラムナイによるパネルディスカッションが行われ、TOMODACHIプログラム修了後の活躍が紹介されました。TOMODACHIアラムナイは、プログラム修了後に積極的な行動をとることの重要性を伝え、アラムナイのネットワークに参加し続けることの意義を強調しました。さらに、少人数制の懇親会では、参加者と直接会話を交わし、個人的な経験を共有し、貴重なアドバイスを提供しました。
生徒たちの声には、次のようなものがありました: 「東松島市や活動を指導してくださった方々の温かい歓迎とおもてなしに感謝しています。このプログラムで学んだことをラハイナへ持ち帰り、復興に役立てたいと思います。この経験は、新しい友人や同窓生との出会いという忘れられない思い出になっただけでなく、自然災害時に強い回復力を生み出すためには、地域の絆が大切であることも教えてくれました」。