スポーツの力:「TOMODACHI – U.S. Embassy Go For Gold スポーツ・リーダーシップ・プログラム 」2年目が終了
2024年3月15日に、米日カウンシルは、在日米国大使館とのパートナシップのもと、ロサンゼルスのLA84財団とニューヨークのリードオフ・スポーツと協力し、本年の「TOMODACHI – U.S. Embassy Go For Gold スポーツ・リーダーシップ・プログラム」は、六本木ヒルズクラブで開催された午後のレセプションをもって、一生忘れられない旅の幕を閉じました。
2年目となる今年の代表団は、3つのグループに分かれ、それぞれ「日本のスポーツリーグ、世界に向けて躍進」「女子スポーツの価値向上」「スポーツにおける社会的影響の可視化」と題された発表を行いました。
50人以上の特別ゲストには、フィリップ・ロスカンプ氏(在日米国大使館広報・文化交流担当公使)、アンディ・ハタ氏(アンディ・コーポレーション創設者兼CEO)、中村武彦氏(ブルーユナイテッド株式会社代表取締役社長)、宮田匡氏(株式会社東京ドームスポーツファシリティ事業室係長)、トム・バイヤー氏(サッカー・スターツ・アット・ホーム創設者)らが顔をそろえました。
米日両国関係の観点から、このプログラムの意味するところを最も的確に捉えたのは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のロバート・メチコフ博士の一言でした。メチコフ博士は、「20世紀のスポーツ」をテーマにした講義で代表団を招き、19世紀末からのスポーツモデルに焦点を当てました。その中で、スポーツを永遠に変えたタイトルIXについても触れました。最近では、日本人アスリート、特に大谷翔平氏と山本由伸氏がロサンゼルス・ドジャースに加入したことについて尋ねられた際に、「彼らを歓迎し、アメリカのプロスポーツにもたらすポジティブな影響を歓迎します」とコメントしました。
また、山下玲准教授、東洋大学健康・スポーツ科学部(メンター)は、「この代表団が2週間以上にわたって受け取った情報をどれだけ素早く処理したかに深く感銘を受けました。彼らは新しい知識には制約がないという概念を受け入れています」と述べました。
さらに、中川龍馬氏(中央大学国際経営学部)は、「米国で学んだことは、スポーツビジネスの可能性やスポーツの大きな影響力だけでなく、人々の情熱や関係構築の重要性についても学びました」と述べました。
2024年夏に第3期の募集が始まりますが、新たな出会いに期待しています。