日米の架け橋へ:TOMODACHIカケハシ イノウエ・スカラーズプログラム、日本での経験を共有
2024年3月1日と9日、ロヨラ・メリーマウント大学(LMU)とハワード大学の参加者が、それぞれ「TOMODACHIカケハシ イノウエ・スカラーズプログラム」での旅を振り返りました。
この10日間の青少年交流プログラムは、日米の大学生間の文化理解を促進するものです。
2014年に開始されたこのプログラムは、ダニエルK.イノウエ上院議員の生涯を称え、参加者に彼の国家、遺産、そして日米関係への貢献についての洞察を提供するものでもあります。参加者は、プログラムを通じて学んだことをそれぞれの地域で広めるためのアクションプランを共有しました。
また、日本国際協力センター(JICE)と米日カウンシル(USJC)の代表者がコメントし、日米関係を強化する人的つながりを構築する上でTOMODACHIプログラムが果たす役割を強調しました。イベントにはTOMODACHIのアラムナイも参加し、魅力的なパネルディスカッションが行われました。
3月1日には、2015年度「TOMODACHIカケハシ イノウエ・スカラーズプログラム」のアラムナイである松尾麻由氏が、同プログラムが彼女の人間的・文化的成長をどのように促したか、特に現在国際企業で働く彼女のアメリカ的なワークスタイルについて語りました。2017年度TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議のアラムナイで、現在は地域リーダーを務めるメイソン・ウィリアムズ氏は、このプログラムによって異文化コミュニケーションを日常生活に取り入れることができるようになったと強調しました。
3月9日には、2014年度「TOMODACHIカケハシ イノウエ・スカラーズプログラム」のアラムナイであるリリー・ハート氏が、日本で生活し働くための具体的なアドバイスをしてくれました。また、プログラム終了後の進路や、TOMODACHIのコミュニティとのつながりをどのように続けているかについて話しました。2015年度「TOMODACHIカケハシ イノウエ・スカラーズプログラム」のアラムナイである出口慧氏は、プログラム参加当時は英語が全く話せませんでしたが、プログラムの勧めでアメリカに1年間留学したと話しました。現在は国際ビジネスの分野で、日本企業のグローバル市場での成功を支援しています。
全てのアラムナイが、学生時代の経験を最大限に生かし、将来のリーダーとしてのスキルを磨くよう参加者を激励しました。