「TOMODACHI Story Jam for Youth with Disabilities」参加者が、ノースロップ・グラマン社を訪問
2024年2月5日、「TOMODACHI Story Jam for Youth with Disabilities」2023年参加者が、プログラムを支援するノースロップ・グラマン社を訪問しました。参加者2名を含む12名が会場に集まったほか、ハイブリッド形式で開催された本イベントにはオンラインで3名が参加し、総勢15名が参加しました。
会の冒頭では、ノースロップ・グラマン社のプログラムの支援について、そして本プログラムの概要などについての説明がありました。続いて、参加者より自己紹介と、自身が作成した動画についての紹介があった後、参加者がプログラム期間中に制作した動画を鑑賞しました。
参加者の話や制作した動画を受けて、ノースロップ・グラマン社社員の方からは、多様な質問やフィードバックが投げかけられました。例えば、動画制作の過程や、現在の専攻、進路に関する質問のほか、参加者から社員の方へ、経歴などについて質問する場面も見られました。
今後この経験をどのように活かしたいか、という質問に対し、染谷聖渚氏は「このプログラムで、思いがあっても言葉にできなければ意味が無いということを痛感しました。海外ではマイノリティへの接し方も違うと聞いており、もっと聞いて話せるために、英語を上達させたいです」と答えました。また、大学でジャーナリズムを専攻する加藤みのり氏は、「今後、卒業制作でドキュメンタリー作品を作りますが、今回プログラムで自分に焦点を当てて動画を制作したことで、その瞬間を捉えて考えることの大切さを知りました。今後も力にしていきたいです」と述べました。
参加者は、プログラムで学んだリーダーシップやストーリーテリング、そしてアドボカシーのスキルを、今後社会で発揮していくことが期待されます。
本プログラムは、ノースロップ・グラマン社の支援を受け、マサチューセッツ大学ボストン校地域インクルージョン研究所 (ICI) が運営しています。
2023年参加者がプログラムで制作した動画は、こちらからご覧いただけます。