TOMODACHI – U.S. Embassy Go For Gold スポーツ・リーダーシップ・プログラム 第1回オリエンテーション開催
2023年12月10日、「TOMODACHI – U.S. Embassy Go for Gold スポーツ・リーダーシップ・プログラム」の第1回オリエンテーションが、東京で開催されました。
本プログラムに参加する10名の日本人学生は、2024年2月よりアメリカ(ロサンゼルス・ニューヨーク)において、2週間にわたる研修に参加します。
第1回目のオリエンテーションでは、米日カウンシル-ジャパン プログラム&パートナーシップディレクターの宇多田カオルによるTOMODACHIイニシアチブの紹介に始まり、米日カウンシル-ジャパンの池田昌宏事務局長、そして在日米国大使館広報文化交流部文化交流担当官補のアダム・ギャラガー氏による挨拶で開会しました。
開会後、東海大学体育学部准教授の押見大地氏がモデレーターを務めたパネルディスカッションが行われました。「Power of Sports:日米のスポーツの違い」をテーマとし、国際コンサルタント「サッカーは家で学べ」創設者のトム・バイヤー氏、株式会社フェニックス 国際部門バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーの秦アンディー英之氏、そしてEY Japan コーポレート・レスポンシビリティリーダーの佐々木ジャネル氏がパネリストとして登壇しました。
続いて、東洋大学健康スポーツ科学部准教授の山下玲氏がモデレーターを務めたパネルディスカッション「スポーツリーダーシップにおける次世代育成:スポーツにおける教育と若者の育成」が行われ、スポーツマーケティング専門家の中澤薫氏、日本スポーツ振興センタースポーツ・インテグリティー推進課課長の佐野総一郎氏、文部科学省初等中等教育局の筒井涼太郎氏、笹川スポーツ財団シニア政策ディレクターの吉田智彦氏をパネリストとして迎えました。
プログラムに参加する学生たちは、3月15日に六本木ヒルズで行われる最終報告会とプログラム修了証授与式に参加します。最終報告会で学生たちが行うプレゼンテーションの3つのテーマ、「スポーツとアリーナ技術におけるSDGsの動向」「ファンマネージメント」「スポーツマネジメントにおけるキャリア機会とアスリートのセカンドキャリア」がオリエンテーション当日に発表され、各グループは準備に入りました。
さらにWake Up Japan代表の鈴木洋一氏による「リーダーシップ育成ワークショップ」と日本オリンピック博物館訪問を実施し、参加者同士の絆を深めました。
プログラム参加者たちは2月下旬より渡米し、ロサンゼルスとニューヨークにて2週間にわたりスポーツ施設経営、地域活動、スポーツ経営ビジネスについての研修を行います。第1回オリエンテーションは、パネルディスカッション、ワークショップ、そして日本オリンピックミュージアム見学で構成され、米国出発に向けた最初の準備を行いました。