プログラム参加者・TOMODACHIアラムナイに聞いてみました!サラ・オクノ氏
今回は、2022年にTOMODACHI・MUFG国際交流プログラムに参加したサラ・オクノ氏へのインタビューです。彼女は現在、アメリカの高校に通う高校3年生です。コロナ禍で貴重な学生生活がほぼオンラインに移行し、他者との繋がりが制限されていた中、このプログラムへの参加は、彼女に異文化交流の機会を与えました。プログラムへの参加を通して、彼女は、日本語や日本文化に強い関心を持ちました。在学中の高校では最難関クラスで日本語の授業を履修し、修了しました。また、高校の琴合奏のクラブにも所属しています。彼女の将来の目標は、医療に携わることです。
Q1. TOMODACHI・MUFG国際交流プログラムに応募したきっかけを教えてください。
A1. 中学校生活の終盤と高校生活の序盤のほとんどをオンライン授業で過ごし、夏休みをよりよく過ごすためにプログラムに応募しました。このプログラムは、日本語の先生からメールで教えてもらいました。
Q2. TOMODACHI・MUFG国際交流プログラムに参加してみていかがでしたか?
A2. このプログラムに参加していた期間は、とても生産的な時間でした。時間がたっぷりとある夏休みを過ごすのにとても良い方法だったと感じています。
Q3. プログラムの中で、何か印象に残っていることはありますか?
A3. はい。2021年には、東北の高校生を対象にしたプログラムにアメリカ人高校生として参加し、アメリカの祝日を日本の学生に紹介したことです。文化の違いを学んだことは、私に物事を日米両方の視点から見ることの大切さに気づかせてくれました。現在、高校では、日本語を学ぶクラスで勉強しています。日本人の先生と話すことで、アメリカに居ながらも日本の文化的側面についてより深く学んでいます。
Q4. プログラム期間中は、ずっとオンラインで開催されていたんですか?
A4. はい。コロナ禍だったため、全てのクラスがオンラインで開催されました。中学校の中盤から高校の始めまで、私の学校生活はずっとコロナの影響を受けていて、中学校の卒業式までオンライン開催でした。このプログラムへの参加は、パンデミックの中で新しい人に出会う良い機会になり、コロナ禍でも様々な人と関われたことで、世界には様々な考え方を持った学生がいるんだと知りました。
Q5.このプログラムは、 Sarahさんに影響を及ぼしましたか?
A5. はい。2022年には、アメリカ人参加者を対象としたプログラムに参加しました。私が生まれ育った土地には、周囲に日系人がほとんどいなかったのですが、プログラムに参加したことで、日本の文化や伝統に誇りを持つことができ、他の人に影響を与える自信もつきました。そして、プログラムでは、たとえ私が日本語を上手に話すことが出来なくても、日本人の参加者たちは、私が日本文化に触れる勇気をくれました。
Q6. 今回、コロナが明けて初めて日本を訪れたそうですが、日本はどうですか?
Q6. 前回日本に来たのは10年前だったので、前回の旅行についてはあまり記憶がありません。今回、日本に来て一番驚いたことは、本当に暑いことです。また、通行止めになっている道路を通るドライバーに配慮し、作業員が自ら交通整理をしていたことにも驚きました。また、公共トイレが綺麗なことも驚いたことの一つです。東京のほかにも、伊勢、奈良、岐阜、京都などを訪れ、日本旅行を楽しんでいます。
Q7. Sarahさんはどのようにして日本語を身につけたのですか?
A7. 中学校までは、日本語を土曜学校で勉強しました。そして、今は、第二外国語として日本語の授業を提供している高校に通っています。今の学校を選んだ理由は、生徒たちの勉強に対する意識が高くて、先生方が優しかったからです。今は、日本語のレベルの一番高いクラスで勉強しています!
私は今、通っている高校にある日本人クラブの一つでリーダーを務めていて、最近では琴も弾き始めました!このプログラムに参加したことは、刺激的な経験で、学校で日本語を学ぶ他の友達にも是非知ってもらいたいです。このTOMODACHIプログラムは、生徒の今後の人生に大きな影響を与えていると思います!高校は残り1年ですが、卒業式では、思い出がたくさん詰まったTOMODACHIピンと一緒に写真を撮りたいです!
Q8. Sarahさんの将来の展望を教えてください!
A8. 将来は、動物化学など、医療に携わりたいと思っています。