TOMODACHI – Boeing Keio SFC Entrepreneurship Seminar最終報告会とスピンオフイベントを開催
2023年6月25日に、TOMODACHI Boeing Keio SFC Entrepreneurship Seminarの集大成として、最終報告会をオンラインで開催しました。最終報告会にはBoeingジャパン社長ウィル・シェイファー氏、駐日米国大使館シドニー・ガードナー・ブラウン氏や米日カウンシル 会長兼CEO スザンヌ・バサラ氏も参加しました。2022年10月から2023年6月までの8ヶ月間、参加生はチームが提言した社会課題解決のためにさまざまな取り組みを行い、プロジェクトを実現するために活動を続けてきました。
(1)プログラムへの参加姿勢、(2)全体への貢献、(3)プロジェクトが応援されるものか、(4)チーム活動の継続が期待されるかという指標による総合的な判断の結果、米国研修に5チームから5名の参加者が決定しました。
朴 善優 BEYOND
安田 常盤 ACEROLA!
相馬 陽香 たすき愛
阿部 晶太郎 カマクラシック
大舘 愛心 CO2;-O
また、プログラム参加生の取り組みに関する成果を発表するだけでなく、プログラム全体を振り返り、個別評価結果も発表しました。「ご当地トレジャー・ハンターズ」チームは、「今後それぞれの地域のまつりに運営に関わって、自分たちのプロジェクトの実現に向けた運営を学んでいく予定です。熊本の夏祭りでアップサイクルのワークショップ第1弾が開催できることになったので、プロトタイピングを行って子どもでも楽しめる試作をしていきたいです」と述べました。また、「さと子」チームは、「最初顔合わせした時、お互いに気を使ってしばらく敬語が抜けませんでした。しかし、敬語が抜けてから距離が近くなって、そこから意見も積極的に交換できるようになりました」と活動を振り返りました。
さらに、7月9日には、スピンオフ企画「東の会」を東京都で開催しました。関東・中部・東北エリア(東京、神奈川、埼玉、栃木、山梨、福島)在住の 16 名に、京都、愛媛在住の3名を加えた計 19 名で「発表の先を考える会」としてフィールドワークとセミナーを開催しました。株式会社 KHO 代表/慶應義塾大学 SFC 研究所員の木口恒氏を講師に迎え、写真撮影に関する基本的な心得とテクニックを学んだ後、フィールドワークで「やっぱりこれが好き」をテーマにグループで写真を撮影し、合同セミナーでは、それぞれのチームの写真を全体でシェアしました。また、最終報告会まで取り組んできたテーマについて、今後も継続していくためのフェーズである「ブランド」の視点について改めて復習し、チームの「価値観」を言語化し、社会との接点を具体化することで「世界観」を考える取り組みを行いました。
参加した鈴木麻琴氏は、「自分にもテーマにもまっすぐ向き合える環境を作ってくれたみんなに、とても感謝しています」と述べました。