TOMODACHIイニシアチブ インターン生:濵朱里氏が経験から得たこと
2022年8月からTOMODACHIイニシアチブのインターンシップを始めた濵朱里(はま あかり)氏は、TOMODACHIプログラムのアラムナイから各分野のビジネスリーダーまで、さまざまな人と出会い、繋がることができる素晴らしい機会を得たと話します。日米の重要な架け橋となる組織をサポートできることに価値を感じているそうです。現在、上智大学の3年生で、インターンシップをきっかけに専攻を国際ビジネス・経済学に変更したそうです。TOMODACHIのインターンシップに参加したことで、変化したという彼女の体験談をお聞きしました。
TOMODACHIを知ったきっかけと、なぜTOMODACHIでインターンシップをしようと思ったのか教えていただけますか?
以前、留学前に4、5ヶ月ほどTOMODACHIでインターンをしていた友人から教えてもらい知りました。私は5年生の時に日本のインターナショナルスクールに転校するまで、日本の小学校で勉強していました。日本の公立学校では、日本の歴史や文化の授業がありましたが、他国の歴史や文化を詳しく触れませんでした。日本のインターナショナルスクールに転校してからは、他国の歴史や文化、特にアメリカについて学ぶ機会が増え、大学に入学してからは日米関係に興味が湧き、国際関係に携われるインターンの機会を得たいと思いました。その中で、米日カウンシルとTOMODACHIプログラムが、草の根レベルから国家レベルまで、政治面や教育面に渡り、日米間の架け橋となっていることに驚き、インターンプログラムに応募することにしました。
どのようなお仕事をされているのですか?
文書の翻訳、マニュアルの作成、データの整理・管理、報告書の作成など、多くのプログラムのサポートをしています。TOMODACHIアラムナイに会ったり、米日カウンシルをサポートしている様々な国のビジネスリーダーと交流したり、とても楽しい時間を過ごしています。プロジェクトマネジメントのスキルや、文化交流プログラムがどのようにデザインされているのかを学ぶことが出来ました。また、TOMODACHIアラムナイから、プログラムに参加したことで価値観だけでなく人生観が変わったという話を聞く機会があり、その言葉を聞いて、異文化に触れることの大切さを実感しました。
今後のキャリアについてはいかがですか?
国際関係より政治的な分野に携わるキャリアを築きたいと考えています。私の目標は、外資系企業などに就職しマーケティングやビジネス、あるいはコンサルティングなどの価値あるビジネススキルを身につけ、戦略的なビジネス上の意思決定を行うための洞察を得ることです。また、キャリアを積み、実践的な経験を積んだら、米日カウンシルのような組織をサポートすることも目指しています。ビジネス・バックグラウンドがあれば、そのような組織に対して意義ある支援を行うことができると信じています。大学では別の科目を専攻していたのですが、国際ビジネス・経済専攻の方がより実践的で、探求心や視野が広がるのではないかと思い、専攻を変えました。
専攻の変更は大きな決断ですね。インターンシップの目標はありますか?
インターンシップを通して達成したいことは、より多くの人、特に日本の若き公立学校の生徒たちに、多様な物の見方や考え方に触れてほしいということです。 日本以外の世界を見ることで、次世代を担う若いリーダーを増やすことにつながると思います。特に高齢化社会が進んでいるので、米日カウンシルのインターンシップやプログラムに参加することで、より多くの若い世代にさまざまな視点を持ってもらいたいと思います。米日カウンシルのビジネスアドバイザリーボードミーティングなどは、さまざまなバックグラウンドの方とお会いすることができ、普段経験できないような世界を知ることができる素晴らしい機会です。