TOMODACHI Boeing Keio SFC Entrepreneurship Seminar 4月および5月の活動
TOMODACHI Boeing Keio SFC Entrepreneurship Seminarでは、⻄の会(京都)を4月30日に開催しました。⻄の会は、通常オンラインで行われているセミナーの仲間と対面で交流しフィールドワークを行う場として、提供しているものです。今回の回には、九州・中国・近畿地方在中の8名が参加しました。京都でヒト、モノ、コトを観察して気づいたことを他のチームメンバーとシェアし、自分たちのプロジェクトを進化させるヒントを探りました。
「心のバイアスに気づく」「自分の見たいように見ない」、自分と相手を理解するため「人の行動に注目する」などの「観察」するにあってのポイントに触れたほか、気づきから新しい発想を得るためのアナロジー思考、(違う事柄のなかから双方の類似点を見つけて、解決策を見いだす思考法)が説明され、チームプロジェクトへどう応用できるかをチームで話し合いました。
午後の集合セミナーでは、参加生が自分の経験を書きだし、ランダムにグループ分けされたチーム内でそれぞれの経験を融合させ架空のビジネスを作ってみると言うグループワークを行いました。人とのつながりの中で可能性は広がり、経験は誰かの役に立つ、そしてそれが自己の幸せにつながるという発見となりました。
草野桜(くさのさくら)氏は、フィールドワークでは、いつもと違うチームプロジェクトメンバーと一緒になり、必ずしも時間を多く費やしている仲間ではないのに、それを感じさせないくらい繋がることが出来たほか、今後のオンラインセミナーでも対面で会った時のように話せると感じたそうです。
また5月7日には、「Boeing Engagement」と題したオンラインセミナーが行われました。Boeing GlobalのDirector of Strategy and Market DevelopmentであるNell Breckenridge氏が「Value」について登壇しました。
Breckenridge氏は、自分のValue探しのために「あなたにとって、どのような言葉がモチベーションにつながるのか?」、「なぜ、あなたにとって重要なのか?」、そして「重要だと思う価値が、なぜ自分にとって重要なのかを見つけることに時間を費やす」と掘り下げていくプロセスを紹介しました。最後には「始めることを恐れないでください」と述べ、学生を鼓舞しました。
網田暖(おだ のん) 氏は、Breckenridge氏の登壇中に「人との関り」という言葉が何度も出たのが印象的であり、TOMODACHI の仲間に出会えたのも、TOMODACHI Boeing Keio SFC Entrepreneurship Seminarに飛び込まなければ出会えなかった仲間だから、人との関りの大切さは共感できたと感想を話していました。