米日カウンシル-ジャパンの新事務局長に池野昌宏が就任
公益財団法人 米日カウンシル-ジャパン(本部:東京都千代田区、代表理事:スザンヌ・バサラ)は、津田順子の退任に伴い、5月1日付で池野昌宏が事務局長に就任したことを発表しました。
池野は、2023年3月までデジタルトランスフォーメーションとIT・ネットワークソリューションの分野で業界をリードするNEC Corporation of Americaの社長兼CEOを務めており、35年以上にわたり、NEC東京本社、NECヨーロッパ、NECアメリカにて、主にITやコンピューティングの分野で営業、マーケティング、事業開発、経営などの幅広い経験を積んできています。
また、池野はNEC米国財団の社長兼取締役として、地域社会の発展と教育の推進に力を注いできております。財団では、NGO/NPOや政府とともにCSR、CSV、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンのプロジェクトに取り組み、地域コミュニティーへ貢献してまいりました。
池野は、プロのコーチ資格を有しており、TOMODACHIイニシアチブのさまざまなプログラムにおいて、次世代のリーダーである学生たちがビジョンを確立し、結果をもたらすための行動を起こすプロセスにも貢献していくことが期待されます。
「日米の将来を担う若い世代の育成・交流促進という高潔な目標を掲げるTOMODACHIプログラムのさらなる拡大・発展に努力していくとともに、社会にイノベーション起こしレジリエンスを高める活動を積極的に進めていきたく存じます」と就任にあたり抱負を語りました。
2022年10月 NEC本社を訪問したELP50の若手日系アメリカ人リーダー研修にて講演の様子
津田は、2016年の入社以来、事務局長として、職務遂行してまいりましたが、5月1日に事務局長を退任し、退職までの移行期間は池野のサポートを継続する予定です。
TOMODACHIイニシアチブについて:
東日本大震災後の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップで、日本国政府の支援も受けています。日米関係の強化に深く関わり、互いの文化や国を理解し、より協調的で繁栄した安全な世界への貢献と、そうした世界での成功に必要な、世界中で通用する技能と国際的な視点を備えた日米の若いリーダーである「TOMODACHI世代」の育成を目指しています。