次世代サミット 2023
講演者
- 池野昌宏
事務局長、米日カウンシルージャパン
豊富なビジネスおよび経営経験を有する池野昌宏は2023年5月、米日カウンシルージャパンの事務局長に就任しました。池野は、デジタルトランスフォーメーションとIT・ネットワークソリューションの分野で業界をリードするNEC Corporation of Americaの社長兼CEOを務め、同社のビジョン、事業戦略、運営を率いてきました。2017年11月にNEC Americaに入社する以前は、ロンドンを拠点とするNECヨーロッパ社の社長兼CEOを務めました。NEC東京本社、NECヨーロッパ、NECアメリカにて35年以上にわたって、主にITやコンピューティングの分野で営業、マーケティング、事業開発、マネジメントの幅広い経験を積んできています。また、NEC米国財団の社長兼取締役を務め、地域社会の発展と教育の推進に力を注いできました。財団では、NGO/NPOや政府とともにCSR、CSV、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンのプロジェクトに取り組み、地域へ貢献し、2020年には、アービング市と地域のコミュニティへの貢献に対して「市長賞優秀賞」を受賞しています。 - 片岡正明
片岡正明は、プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社(PHJ)の財務管理ファンクションでファイナンシャル・プランニング&アナリシスユニットをリードするシニアオフィサーを務めています。2020年7月にPHJで現在の役割に就任する前は、25年間のプルデンシャルにおけるキャリアの中で、プルデンシャル生命保険 株式会社(POJ)、プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社(PGFL)といった日本の保険子会社、およびニュージャージー州ニューアークの国際保険部門において、様々なファイナンスのリーダー職を務めてきました。片岡は上智大学で、言語学の文学士号を取得しています。 - フィリップ・ロスキャンプ
在日米国大使館広報・文化交流担当公使
国務省のパブリック・ディプロマシー・オフィサー。2021年8月現在、東京の在日米国大使館で広報・文化交流担当公使を務める。日本着任前は、在フィリピン米国大使館広報担当参事官、国務省オーストラリア・ニュージーランド・太平洋諸島部次長、在インド米国大使館広報官、在インドネシア米国大使館報道官補、国務省オペレーションセンター監視官などを歴任。また、セネガルのダカールと沖縄での勤務経験もある。東日本大震災、ネパール地震、ハイチ地震など、自然災害に関する米国政府の対応を支援し、多国間フォーラムで米国を代表して活動した経験を有する。テキサス州サンアントニオ出身。妻と3人の子どもがいる。テキサス大学ロースクールを優秀な成績で卒業。また、ジョージタウン大学で外交の学士号を取得。在沖米国総領事館および熊本市役所国際課に勤務したほか、上智大学と北海道国際交流センターへの留学経験がある。(2021年6月現在)
司会
- 山上佳那子 TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program (2019-2020年)
山上佳那子は、2019-2020 TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programのアラムナイです。このプログラムは、彼女がキャリアで追求したいことを考える上で大いに役立ち、現在は米国に拠点を置くIT企業でマーケティングに携わっています。
中学時代から日本と海外の文化交流に情熱を注ぎ、学生時代には10回以上の国際プログラム・学生会議に参加しました。ボストンでは交換留学プログラムへの参加とボストンジャパンフェスティバルの実行委員として、デンバーでは外務省主催のプログラムの一環として米国下院議員のもとで働くなど、大学生活の3学期を米国で過ごしました。
- トリスタン・ノーマン TOMODACHIカケハシ イノウエ・スカラーズプログラム(2018年)
トリスタン・ノーマンは、2018年TOMODACHIカケハシ イノウエ・スカラーズプログラムのアラムナイです。2020年に米国アーカンソー州のヘンドリックス・カレッジを卒業しました。大学では、社会起業とイノベーションの学際的な専攻を設計し、日本と中国における気候適応、社会イノベーション、グリーン成長に焦点を当てた論文を発表しました。現在は、兵庫県香美町でJETプログラムに参加し、Young Professionals in Foreign Policy (YPFP) 東京ではPrograms Officerを務めています。また、大学卒業後には、国連経済社会局のニューヨークのUNHQのユースユニットでインターンをし、ユース気候アドボカシーに携わりました。
YPFP東京では、COY17とエジプトでのCOP27に向けて、若者のエンパワーメントと気候変動行動の推進に焦点を当て、UNFCCCの若者有権者(YOUNGO)が支援する若者主導・若者中心の国連気候変動会議、2022年日本向けLCOY(Local Conference of Youth)の共同開催と設計に貢献しました。この会議では、TOMODACHIのアラムナイが多数スピーカーとして登場しました!トリスタンは、より持続可能で公平、かつ気候変動に強い未来をデザインするために、マルチセクターやマルチステークホルダーアプローチをどのように活用できるかに特に関心があります。登山に熱中しており、持続可能な開発に焦点を当てた国際問題でキャリアを積みたいと考えています。
海外留学についてのパネルディスカッションのモデレーターおよびパネリスト
モデレーター
- 奥谷紘子 Building the TOMODACHI Generation: Morgan Stanley Ambassadors Program(2016年)
奥谷氏は、2016年のBuilding the TOMODACHI Generation: Morgan Stanley Ambassadors Programのアラムナイです。現在は不動産デベロッパーのマネージャーを務めております。TOMODACHIプログラムに参加した経験等を活かし、日本教育の更なる多様化と国際化の実現を目指して活動中。京都大学在学中にはスコットランドのエディンバラ大学に1年の交換留学を経験。卒業後はインフラ企業にてLNG案件への新規投資と既存アセット管理業務に従事。その後外資系不動産企業に勤務した後、現職に着任。副業として、心理カウンセラーとしても活動中。次世代サミット2023ではパネルディスカッション「留学のインパクトと次世代へのエンパワメント」のモデレーターを務める。
パネリスト
- 吉村真梨奈 渡邉利三寄付奨学生(2017-2018年)
吉村氏は米日カウンシル 渡邉利三寄付奨学金の奨学生です。2017年から2018年にかけて、米国コネチカット州にあるイェール大学に留学。現在は大使館職員として政治及び防衛を担当。大学在学中には主に国際政治を学び、仕事においては人権、環境、ジェンダー、官民連携(PPP)や援助などに取り組む。また、ジャーナリズムと生理の権利のアドボカシーの経験を活かし、日本における生理の権利とスティグマを取り上げたドキュメンタリー「生理というタブー」を共同制作。2021年に優秀作品賞及びSenses of Women Awardを受賞。早稲田大学国際教養学部卒業。
- 遠藤徳泰 TOMODACHI住友商事奨学金プログラム(2021年)
遠藤氏は、2021年のTOMODACHI住友商事奨学金プログラムのアラムナイです。現在、京都大学経済学部在学中であり、2021年夏から米国はノートルダム大学で一年間交換留学を経験。帰国後半年間休学し、就職活動に精を出す。就職活動を通して見つけた金融関係の志望職種に必要な知見を増やし、そこで求められる能力を向上させる目的で2023年後期はイギリスに6ヶ月間の留学予定。2022年10月に開催された米日カウンシル アニュアル・カンファレンス及び次世代サミット2022の参加経験あり。大阪府出身、在住。
- 早坂俊輔 TOMODACHIサマーソフトバンク・リーダーシップ・プログラム(2017年)
早坂氏は、TOMODACHI サマー2017 ソフトバンク・リーダーシップ・プログラムのアラムナイです。プログラム参加後、英語に興味を持ち、宮城教育大学に入学し、英語教育について学んでいる。大学在学中に協定校留学を目指していたが、新型コロナウイルス蔓延の影響で、留学生の派遣が一時中止になり、カナダのCo-opプログラム制度を通して留学。バンクーバーにあるコミュニティカレッジで、ビジネスマーケティングやカスタマーサービス等について学びながら、現地のレストランでサーバーとしてインターンシップを行う。4月からは宮城教育大学に復学し、英語教育に関する研究をする予定。
女性のエンパワーメントに関するパネルディスカッションのモデレーターおよびパネリスト
モデレーター
- カーティス・タカダ・ルークス
プログラム企画委員長, 米日カウンシル/ ロヨラ・メリーランド大学 アジア人・アジア系アメリカ人研究学科 助教授
パネリスト
- 葭葉未来 TOMODACHI Metlife Women’s Leadership Program (2015年)
葭葉未来氏は、2015年のTOMODACHI Metlife Women’s Leadership Programのアラムナイです。2015年以降も米日カウンシルやTOMODACHIイニシアチブの活動に積極的に関与しており、2017年には外務省・米国国務省主催のThe Japan Internship Development Young Leaders Programを通し、米日カウンシルWashington DCオフィスでインターンシップを経験。2023年には米国Washington DC在住の米日カウンシルメンバー、TOMODACHIアラムナイを対象に、国際女性デーを祝うワークショップを開催しました。現在はPwC Consulting合同会社にてビジネスコンサルタントをしており、本業と同時に2022年から慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科に在籍しています。直近では、イタリアミラノ工科大学院にて、交換留学を経験し、デザインシンキング、戦略的イノベーション等の知見を習得しました。葭葉氏は、高校時代の米国ペンシルベニア州への交換留学を起点とし、これまで様々な海外渡航プログラムに参加しており、多様性ある環境下でリーダーシップを発揮することを得意としています。
- 笠松彩花 TOMODACHI STEM Women’s Leadership & Research Program(2019年)
笠松彩花は2019年TOMODACHI STEM Women’s Leadership & Research Programのアラムナイです。米国ライス大学にて、角膜が形作られる際の細胞外タンパク質についての研究を行いました。東京大学理学部を卒業後、2022年3月同大学理学系研究科生物科学専攻にて修士号を取得。現在は、スタンフォード大学生物学科博士課程に在籍し、TOMODACHI STEMプログラムでの研究経験を活かしてがんの転移や様々な発生疾患に関わる、細胞運動のメカニズムについての研究に取り組んでいます。2022年に中島記念国際交流財団による日本人海外留学奨学生に選出。
- 高島菜芭 US Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminar(2018年)
高島菜芭氏は、2018年US Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarのアラムナイです。2019年に京都大学卒業。在学中のイギリス留学で性教育における日本とのギャップを感じ、TOMODACHIプログラムの支援の元、「Genesis」を設立。京都市と共同で実施した「性的同意ハンドブック」の制作、延べ2000名以上に実施している性的同意ワークショップ、パートナー間で性の価値観をすり合わせるアプリ開発など、様々な啓発活動を実施している。国連女性機関でのインターンを経て、大学卒業後、現在はIT企業に勤務、新規事業開発室にて商品企画を担当している。Genesisの活動を副業として続ける一方、2022年よりデートDVに関する政策提言や調査を行っているNPO法人デートDV防止全国ネットワークの理事に着任、2023年には恋愛におけるヘルシーリレーションシップのためのプロダクト開発•研究を実施する「アイカタラボ」を共同代表として立ち上げるなど活動の幅を広げている。
ブレイクアウト・セッション・ファシリテーター
- 鈴木洋一
学生時代に模擬国連や日本国際連合学生連盟、国際ロータリーに参加し、G8に向けた政策提言を行う。学習院大学卒業後、マレーシアにて青少年向け環境啓発活動を行う。2009年より国際NGO オックスファムにて、青少年及びムーブメントづくりに従事。それまで数百名単位であった署名動員数を数年で3000名台まで増加させる。2014年にPowerShift Japan創設。2016年に当時高校生だったメンバーと共にWake Up Japanを立ち上げる。2017年から国際NGOフリー・ザ・チルドレンにて、ユースエンゲージメント・アドバイザーを務める。国内外を訪れBlack Lives Matterを含めた多様な社会運動に触れ、そこからの学びを日本社会に伝える活動を行う。リーダーシップ開発、キャンペーン実施、コミュニティ・オーガナイジング、社会変革論、市民教育、教育とバイアス、セルフケア、ウェルビーイング、宗教間対話などを主な活動分野としている。
- 長嶺安奈
長嶺安奈は沖縄で生まれ育ち、アメリカと日本の両方の学校で教育を受けています。彼女の両親は、アメリカへ移住し家族となり、彼女が生まれる前に沖縄に戻りました。現在は沖縄科学技術大学院大学(OIST)のOIST Innovationで、事業開発セクションのマネジャーを務めており、主に産業界とのパートナーシップの構築、起業家支援、地域のスタートアップのインキュベーションに関わっています。2014年にOIST初のスタートアップ(バイオテクノロジー)を設立したチームの重要な一員でした。現在のチームは、インキュベーターと沖縄初の国際的なスタートアップアクセラレータープログラムを管理しています。中央大学総合政策学部を卒業後、ハワイ大学マノア校アジア研究プログラムで修士号を取得(東西センター 小渕沖縄教育研究プログラム奨学生)。2017年にTOMODACHI-Mitsui & Co. Leadership Programに選出され、モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団の日米次世代パブリック・インテレクチュアル・ネットワークに参加しました。旅行、サーフィンを楽しみ、甥っ子や姪っ子を可愛がるおばさんです。
- ユウカ・メラ
ユウカ・メラは日系一世の両親のもと米国で生まれました。日米両国の公立校に通い、マサチューセッツ州の大学で学びました。マイクロ波フィルタ設計で修士号を取得後、米国と日本の企業に勤務。国際ビジネスと技術開発の分野で25年以上の経験があります。3M オプティカル・システムズ部門でサイトテクニカルディレクター兼グローバルテクニカルフィルムスペシャリストを務めたのち、Synapticsのグローバルデザインセンターでシニアディレクターに就任しました。Synapticsでは、大型タッチスクリーンの開発とともに、タッチIC市場に革命を起こした初のタッチ連携ディスプレイドライバICの発売に貢献しました。米国、韓国、台湾、中国での幅広い経験を生かして、現在はコンサルタントとして、海外の企業の日本およびアジアでのビジネス展開をサポートしています。
- 岩本展枝
岩本展枝はPwCあらた有限責任監査法人 テクノロジー・エンターテインメント アシュアランス部にてディレクターを勤めています。2005年入所以降、国内上場企業、外資系国内企業に対する、日本・米国・IFRSでの会計監査業務、J-SOX監査業務など、数多くの金融商品取引法監査および法定監査業務に従事するとともに、IPO支援、内部統制構築、IFRS導入などのアドバイザリー業務を提供。2010年から2012年までPwCオーストラリア(メルボルン)に出向し、現地企業の会計監査、日系企業向けの会計・税務に関するアドバイザリー業務に従事。特に、テクノロジー業界、エンターテイメント業界、半導体業界の経験を豊富に有する。東京大学経済学部経営学科卒業。公認会計士。公益財団法人米日カウンシル(Japan)監事。
- 谷美由紀
モルガン・スタンレー・キャピタル株式会社 エクゼクティブ・ディレクター米日カウンシル(Japan)の理事、米国公認会計士。一橋大学大学院 国際企業戦略研究科卒業。1990年から1997年に米国シカゴに在住。アーサーアンダーセンLLP、米国シカゴ事務所監査部門入社。1997年に帰国後、1998年から不良債権・不動産投資ファンドにて要職を務めたのち、2008年から現職。モルガン・スタンレー内で、ホテルアセットマネジメント部門のアジアパシフィック最高財務責任者として入社、現在はアジアのDXプロジェクトを推進中。
- 清水恭平
プルデンシャル生命保険(株) 首都圏第六支社 営業所長
【略歴】
・2012年5月 プルデンシャル生命保険にライフプランナーとして入社
・2019年4月 営業所長に就任
レセプション
- スザンヌ・バサラ
米日カウンシル 会長兼CEO
2020年5月に非営利団体「米日カウンシル」の新たな会長兼最高経営責任者(CEO)として就任。故アイリーン・
ヒラノ・イノウエの後任となる。ワシントンDCを拠点とする米日カウンシルは、日米関係を強化すべく、多様なリーダーを育成し、つなげる組織である。全米日米協会連合の副会長、Japan Society of Northern Californiaの理事、非営利団体「キャリア・ガールズ」の特別顧問でもある。2017年より、トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)のチーフ・オブ・スタッフを務めてきた。シリコンバレーに拠点を置くTRIは、トヨタ自動車株式会社の子会社であり、自動運転やロボティクスなど、人間の力を増幅するテクノロジーを開発している。TRIに入る前は、2012年から2017年まで米日カウンシルの取締役副会長と最高執行責任者(COO)を務めた。そこでは、米日カウンシルの幹部として人と人とのつながりを強化し、特に、東日本大震災後の復興をきっかけに設立された官民パートナーシップ「TOMODACHIイニシアチブ」で次世代リーダーの育成に携わった。元米国海軍士官であり、2004年に少佐として退官した。海軍で勤めた13年の間、日本、米国防総省、ディエゴガルシア島を含む各地で勤務。退官後は、ワシントンDCで米国防長官室日本部長として勤務した。その後、ジョン・ルース駐日大使のシニアアドバイザーに任命され、2010年から2012年まで東京の米国大使館で勤務し、安全保障、経済、政治、文化交流等日米関係の課題において大使をサポートした。 バージニア大学で学士号、ジョージ・ワシントン大学でアジア研究学の修士号を取得。2008年には、日米同盟に尽力した人物に贈られる加藤良三賞を受賞した。
- レイモンド・F・グリーン
首席公使レイモンド・F・グリーンは、2021年7月17日から2022年1月22日まで駐日米国臨時代理大使を務めた。前任は、米国在台協会(AIT)台北事務所副所長。国務省の上級外交官であり、25年間のキャリアで、米国のインド太平洋地域への外交、経済、安全保障上の積極的関与を推進した。ワシントンでは、国家安全保障会議の日本・東アジア経済担当部長を務めた。また、国務省東アジア・太平洋局では、経済政策部長を務めたほか、アジア太平洋経済協力会議の経済委員会議長にも選出された。海外では、中国・成都の米総領事や在沖米総領事を務めた。それ以前は、在日米国大使館の政治部安全保障課長、AIT台北事務所の政治部副部長、在日米国大使館および在フィリピン米国大使館の政治担当官などを歴任。ベーカー・加藤国際交流プログラムフェローの第一号として、東京の外務省で勤務。また、ペンシルベニア州カーライルの米陸軍戦略大学で国務省のファカルティアドバイザーを務めた。メリーランド大学カレッジパーク校で学士号(政治学および日本語)と公共経営修士号(国際安全保障と経済政策)を取得。国防長官民間人功労賞、日米同盟に尽力した人物に贈られる加藤良三賞、外交友好勲章(台湾)、国務省優秀名誉賞および功労名誉賞を受賞。国務省入省前は、ワシントンのピーターソン国際経済研究所で研究員を務めたほか、語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)で1年間横浜に滞在した。日本語と標準中国語を話す。妻は柯雅文(ヤーウェン・コー)。
- ジョナサン・グレイビル
ジョナサン・グレイビルは、プルデンシャル・ファイナンシャルの国際保険部門であるプルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社(PHJ)の代表取締役社長兼最高執行責任者を務めています。PHJは、日本において保険持株会社であり、傘下にプルデンシャル生命保険株式会社(POJ)、ジブラルタ生命保険株式会社(GIB)、プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社(PGFL)があります。2022年の4月に東京にて着任する前には、日本を除くアジアリージョンのプレジデントとしてシンガポールに駐在し、プルデンシャルの東南アジアにおける各事業を統括していました。35年を超えるプルデンシャルでのキャリアにおいて、グレイビルは米国年金、リタイアメントサービス、個人保険の各部門でオペレーション、テクノロジー業務等の様々なリーダー職を務めてきました。グレイビルはペンシルバニア州立大学でファイナンスの理学士号、テンプル大学で経営管理学修士号を取得しています。
- イリーナ・メンシコヴァ
メンシコヴァはカザフスタン出身で、カザフスタン国立金融アカデミーでマーケティングの学士号、マンチェスター・ビジネススクールでファイナンスの修士号を取得。1994年より、フィリップモリス・カザフスタンで財務部門に従事したのち、2003年からはスウェーデンのダイレクトセリング会社オリフレーム・カザフスタンにて財務経理ディレクター、その後初代セールスディレクターを務め、セールス&マーケティング・ディレクターとしても活躍しました。2010年11月にアムウェイに入社して以降、アムウェイ・ロシアのセールスディレクター、セールスおよびオペレーション担当副社長、アムウェイ・ロシアの社長を経て、ウクライナ、カザフスタン、モンゴル、キルギスを含む中央アジアの社長を担うなど、要職を経験してきました。また、直近ではロシアとウクライナにおけるクライシスマネジメントについても指揮を執った実績があります。今後は日本において、新しく、より持続的なビジネス構築に向け指揮を執ります。日本アムウェイとしては1979年の営業開始以来、初の女性社長として、組織を牽引していきます。 - 武藤顕
外務省研修所長(大使)
1960年ニューデリー生まれ。1985年東京大学経済学部卒業。外務省に35年以上勤務し、ロシアを含む外交政策の立案に携わり、ロシア課長、欧州局次長(大使)(旧ソ連諸国担当)、総合外交政策局総務課長等を歴任。外交官としては、ワシントンD.C.、モスクワ、ボストン(総領事)、ロサンゼルス(総領事)などの海外勤務経験がある。 近年は、国家安全保障局内閣官房審議官を務め、さまざまな国際安全保障問題に携った。スタンフォード大学 Freeman Spogli Institute for International Studies Asia-Pacific Research Center において、アジア太平洋地域における日米同盟、ロシア、中国の戦略関係を研究。
閉会の挨拶
- 佐藤勇樹 TOMODACHIサマー2016ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム(2016年)
佐藤勇樹は、TOMODACHIサマー2016ソフトバンク・リーダーシップ・プログラムのアラムナです。プログラム中に米国で訪れたファーマーズマーケットに関心を持ち、帰国後に自分で野菜作りをしながらファーマーズマーケットを実施する活動をしました。その中で住民側からのまちづくりに興味を持ち、そのためには行政がどのような組織、役割なのか知る必要があると考え福島大学行政政策学類に進学。在学中に東日本大震災の語り部を始めたこともあり、復興行政を中心に学びました。大学卒業後は福島県内の教育系NPOに就職し、高校での商品開発の授業などに携わっています。
- 林田光来 TOMODACHI Story Jam for Youth with Disabilities (2021年)
林田光来は、TOMODACHI Story Jam for Youth with Disabilities 2021のアラムナイ。大学在学中に日本とアメリカでソーシャルワークと障害当事者としてのセルフアドボカシーを学びました。現在は障害のある人々の就労を支援する現場のソーシャルワーカーとして働いている傍ら、「障害があってもなくてもひとが自分らしくあり続けられる社会をみんなで創る」を軸に、車いすユーザーとしてのストーリーを多方面に伝えるアドボカシー活動も積極的に行っています。
ミュージックパフォーマンス
- 熊谷駿 TOMODACHI サントリー音楽奨学金(2014年)
熊谷駿は、TOMODACHI サントリー音楽奨学金のアラムナイです。2014年、米国ボストンにあるバークリー音楽大学に入学。 2016年に同大学卒業(音楽学士取得 )後、2017年にはニューイングランド音楽院に入学。渡米中よりキャロライン・ケネディー元アメリカ駐日大使出席イベントや、ボストンレッドソックスオーナー ジョン・ヘンリー氏の私邸に招かれての演奏など、日米関連の式典やレセプションでの演奏を行う。世界的ベーシスト デイヴ・ホランド氏との共演を始めアメリカにて精力的に活動を行う。 2019年にニューイングランド音楽院修士課程修了(音楽修士取得)。同年に日本に拠点を移す。現在は、企業イベントや式典でのゲスト演奏始め、三井不動産/サントリーがスポンサーとなっている自身のコンサート『BEBOP EXPRESS』『BOP CASTLE』を開催。総動員4,000名以上を動員する話題のジャズコンサートを開催している。
- ムローニー マックス
マサチューセッツ州ボストン出身です。米日カウンシルのメンバー。2017年にバークリー音楽大学ジャズ作曲専攻を卒業後、来日しました。日本でのキャリアは広告業界から始まり、国内外の企業の広告制作に音楽責任者として携わりました。2021年からはゲーム制作会社に作曲家として参加しています。休日は日本人の妻と長い散歩をしたり、ビデオゲームをしています。