募集開始:TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2023
TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2023の参加者とメンターを募集します! 本プログラムは、次世代を担う看護学生が約6ヶ月にわたる研修を通して、災害や有事に対応する技能と知識を身に着け、将来災害看護分野を牽引するリーダーとして、学びを各地で広め、還元していくことで、日本の災害看護全体の基盤強化に貢献することを目指します。本プログラムは、2015年に開始され、開始当初は東日本大震災で被害を受けた岩手・宮城・福島県出身の看護学生を対象に実施されました。この成功を受け、2019年より対象を日本全国の看護学生に拡大しました。
下記の募集要項および詳細をご確認の上、ご応募ください。
プログラム内容およびスケジュール
オリエンテーション・事前研修、②米国研修、③事後研修・最終報告会の3部構成
① オリエンテーション・事前研修(2023年 5月28日・6月10日~11日・7月15日~16日):宮城県およびオンライン。
② 米国研修(2023年8月5日~18日):米国における災害医療や看護を専門とする施設や団体を訪問。交流・意見交換を行う。ニューヨーク、ニュージャージー、ワシントンDC。
③ 事後研修(2023年9月23日~24日):兵庫県 / 最終報告会(2023年12月10日)オンライン。プログラムで学んだ最先端の災害医療や看護の現状や取り組みをもとに、それぞれが活動を行い、最終報告会で発表を行う。
【注意事項】
・状況により対面研修がオンライン開催への変更の可能性があります(下記スケジュール参照)。対面実施の可否は事務局にて判断のうえ、参加者に通知します。
・新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、国や自治体の要望に従って頂く場合があります。
・対面・オンライン開催に関わらず参加費無料、対面開催の場合はプログラム中の宿泊、交通費、食事などは主催より提供します(通信費は自己負担)。なお、新型コロナウイルス感染症関連費用(例として検査費用や陰性証明書発行費用、検査機関へ行くための交通費、他)は原則として自己負担となります。
プログラムに関する詳細はこちら。
1.選考方法
全国より看護学生およびメンターを公募し、書類選考およびオンライン面接(Zoom使用予定)により参加者を決定します。
所属機関からの推薦状を、申請書とともにご提出ください。
※選考スケジュールについては、6の選考スケジュールをご参照ください。
2.募集人員
看護学生 10名
メンター 2名
3.選考基準
(1)看護学生
・ プログラム参加時に4年制大学の看護学部生、または看護系大学院生であること。(専門性の高い内容も扱うため、学部3年生程度の知識を有していることが望ましいが、学年は問わない。)
・ 災害看護、地域看護、母性看護、メンタルヘルスケアなどに強い関心を持ち、現在それらの分野での活動もしくは研究を行っている、または、活動のアイデアを持ち合わせていること。将来的にも継続して看護実務に携わり、研修結果をコミュニティに還元することができること。
・ 対面・オンラインに関わらず、本プログラムの全日程に参加が可能であること(※下記年間スケジュール要参照)。
・ 研修の事前・事後の課題やレポートの提出が滞りなくできること。
・ 国際的視野に基づいた学習に対して意欲的であり、明確な動機や心構えを有すること。
・ 自ら積極的に参加する姿勢を持ち合わせていること(主体性があること)。
・ 研修での知見を地域社会での課題に照らし、実行できる遂行力があること。
・ 一般的なパソコンスキル(Word、Excel、PowerPointなど)を有し、各種課題に取り組めること。
・ 日常英会話程度のコミュニケーション能力を有することが望ましい。
・ プログラム終了後、アラムナイ(プログラム卒業生)として後輩の指導やプログラムに関連する催しに積極的に参加できることが望ましい。
・ パスポートを保持していること
(2)メンター
・ 医療従事者としての臨床経験があること(5年以上の実務経験が望ましい)。
・ 対面・オンラインに関わらず、本プログラムの全日程に参加が可能であること (※下記年間スケジュール要参照)。
・ 業務の一環として、年間を通じた学生の当プロジェクトにかかわる学習へのアドバイスやその他必要に応じて相談役を務めると同時に学生の各種成果物の確認、修正や指導が可能であること(研修レポートや企画書、プレゼンテーション内容などの添削指導)。また、学生の研究
・ 活動へのアドバイスや支援ができること。
・ 上記の作業に伴い、一般的なパソコンスキル(Word、Excel、PowerPoint等)を有すること。
・ 研修実施の振り返りや看護学生の疑問点に対してフォロー・明確な説明ができること。
・ 教育機関出身者は、連携機関との継続したパートナーシップ構築が可能であること。
・ 教員や臨床指導等の教育経験があることが望ましい。
・ 読み書き、日常会話を含む日英バイリンガルであることが望ましい。
・ パスポートを保持していること
4.必要書類(看護学生、メンター)
【看護学生】
① 申請書
② 推薦状 1通 (所属機関発行)
③ 顔写真 1枚(過去6ヶ月以内に撮影したもの、フィルター等による加工処理したものは無効。マスクを着用していないもの。本人以外が写り込んでいないもの)
【メンター】
① 申請書
② 推薦状 1通 (所属機関発行)
③ 顔写真 1枚(過去6ヶ月以内に撮影したもの、フィルター等による加工処理したものは無効。マスクを着用していないもの。本人以外が写り込んでいないもの)
5.応募方法
【看護学生】
・ Google Form https://forms.gle/NAGfFgGsHQ8qoocf8より、ご応募ください。
【メンター】
・ Google Form https://forms.gle/6qT6yz1pnkQzYK1G6より、ご応募ください。
・ 書類選考の上、合否はメールにてお知らせいたします。また、書類選考通過者にはオンライン面接の詳細を同メール内にてご案内いたします。
・ 必ず tomodachijj@usjapancouncil.org からのメールが受け取れるよう受信設定をお願いいたします。
*応募状況により、一部選考スケジュールを変更する場合があります。
《応募締め切り》
メンター: 2023年4月13日(木)23:59 必着
看護学生: 2023年4月26日(水)23:59 必着
6.選考スケジュール(一部、予定を変更する場合があります)
【メンター】
4月13日(木) 応募締め切り
<書類選考通過者にはオンライン面接の詳細をご案内いたします>
4月24日(月)まで 書類選考 合否通知(メール)
※ なお、メンター先生には看護学生の書類・本選考に参加していただきます。
【看護学生】
4月26日(水) 応募締め切り
5月8日(月)まで 書類選考 合否通知
<書類選考通過者にはオンライン面接の詳細をご案内いたします>
5月13日(土) 本選考: オンライン面接
5月16日(木)までに 最終合格者への通知
5月22日までに参加学生10名、メンター2名の確定
2023年 年間スケジュール
5月28日(日)オリエンテーション(オンライン)
・プログラムに対する理解を深める
・共に学ぶプログラム参加者を知る
6月10日(土)、11日(日)事前研修1(宮城県訪問)
・災害看護の視点から被災当時の様子や災害医療・看護の今を学ぶ講義やワークショップ、フィールドワーク
・災害医療/災害看護に関する講義
・実践的なトリアージ演習
・石巻赤十字病院 訪問
7月15日(土)、16日(日)事前研修2(オンライン)
・PFA(心理的応急処置)ワークショップを体験
・リーダーシップ研修
8月5日(土)~8月18日(金)米国研修(ニューヨーク、ニュージャージー、ワシントンDC)
・米国における災害や災害医療の今を学ぶ。また、参加者個人の活動や研究について発表や現地の医療従事者と意見交換を行う
9月23日(土)、24日(日)事後研修(兵庫県訪問)
・兵庫県立大学地域ケア開発研究所を訪問
10月~12月上旬 プロジェクト発表
・本プログラムを通しての学びをアウトプット
11月~12月上旬 報告会準備(オンライン)
・報告会本番に向けて準備。複数回を予定
12月10日(日)最終報告会(オンライン)
・本プログラムを通しての成果と学びを発表
プログラム修了後 アラムナイ活動
・日本災害看護学会での出展など
・アラムナイ(プログラム卒業生)主催で開催するイベント
・上記は現段階でのものですので、多少変更する可能性もございます。何卒ご了承ください。
・パソコンやWi-Fi環境に不安がある方は、お申し出ください。
応募に関するお問い合わせ
TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2023 運営事務局
メールの件名を 「TOMODACHI J&J応募」 とし、メール本文にも必ず学校名(ご所属機関名)、氏名、電話番号を明記の上、
E-mail: tomodachijj@usjapancouncil.org まで送付ください。