小中学生が歌とダンスのショーに挑戦
2022年10月26日より「TOMODACHIゴールドマン・サックス・ミュージック・アウトリーチ・プログラム」が開催され、約480名の生徒が歌とダンスのワークショップに参加しました。
本プログラムは、東日本大震災の被害を受けた福島県・宮城県・岩手県の子どもたちを支援するため、2013年に開始されました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2019年に実施したプログラムを最後に中止となっていましたが、この度再開されました。
今回は表現教育団体であるHEART Globalのキャストが福島県いわき市と宮城県仙台市の計4校の小中学校を7日間にわたって訪れ、パフォーマンスのワークショップを実施しました。各校において、最後にキャストと生徒がショーを披露し、保護者を魅了しました。
コロナ感染拡大を防ぐために、全員マスクをつけてのパフォーマンスとなりました。ある校長先生からは「震災の傷も完全に癒えたとは言えない中、コロナ感染拡大で学校行事もできないことが多く、子どもたちのエネルギーを発散する場面がとても少なかった。今回子どもたちの心が解放され、素晴らしい笑顔を取り戻せたことがとても良かった」とお話がありました。ショーの後、子どもたちからは、「ものすごく楽しかった。海外が身近に感じられた」「こんなに自分が頑張れると思わなかった」などと笑顔で話してくれました。