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    コラム

    プログラム参加者・TOMODACHIアラムナイに聞いてみました!:クリスティン・ピアソン・石井氏

    「プランBを選ぶことは失敗ではない」TOMODACHIアラムナイが語るキャリアと選択

    画像1クリスティン・ピアソン・石井氏は、2017-2018年TOMODACHI Metlife Women’s Leadership Program(TMWLP)のアラムナイです。ニューヨークのロチェスター大学で日本語を学び、90年代に日本を訪れました。1994年に九州に移住し、翻訳家として活動しており、また「Kids2Kids Change the World」という学習・国際交流プログラムを運営しています。メンター、ファシリテーターとして若い世代のサポートに熱心に取り組んでいます。
    今回のインタビューでは、キャリア、TOMODACHIプログラムでの経験、学生へのアドバイスについて話して頂きました。日本への移住やTOMODACHIプログラムといった自身の経験に基づき、ネットワークや柔軟性の大切さについて語っています。
    このインタビューは、2022年7月に東京のTOMODACHIアラムナイインターンの中島遥によって、オンラインで行われました。

     

    Q1. TMWLPに参加したきっかけを教えてください。

    キャリアだけでなくプライベートも含め、女性が自分の道ややりたいことを見つける手助けをすることに強い関心を持っています。メンターとして参加したのは、学生に、もともとの計画とは違う道を選んでも成長できるとはどのようなことか伝えたかったからです。私のもともとの計画は、今の生活とは全く違いました。柔軟に方向性を変える力があれば、成功し、幸せになることもできると伝えたかったです。初めのプランがうまくいかなくても、プランBやCに変えることができます。

     

    Q2. 「プラン」に関し、キャリアについて伺いたいと思います。翻訳家としてのキャリアはどのように始められたのですか?

    1994年に、JETプログラムを通して北九州に来て、ALT(Assistant Language Teacher 外国語指導助手)、CIR(Coordinator for Internatinal Relations 国際交流員)として働いていました。CIRの仕事で初めて、市役所で通訳を、北九州市と姉妹都市の間で翻訳をしました。面白いことに、インターネットもまだなかったんですよ! 私は初めてのメールアドレスを持ったばかりで、部署にはコンピュータが一台しかありませんでした。インターネットですぐに調べられないので、当時の翻訳はかなり大変でした。分厚い辞書をめくらないといけない。アナログ時代の翻訳はかなり大変で時間がかかるものでしたが、良い経験でした。

    仕事のほとんどは自身のネットワークを通し見つけました。ネットワークの大切さは、どのメンティーにも強調するところです。ネットワークはライフラインなので、オープンにしておくことは良いことです。JETプログラムのあとは北九州市の2つの国際会議でアドバイザーとして雇われ、そのネットワークを活用してグローバルな環境研究機関のアジア・太平洋地域都市環境プログラムで働きました。子どもが生まれてからはより柔軟な働き方に移ろうと、フリーランスの翻訳業へとシフトしました。

     

    Q3. 学生へのアドバイスをお願いします。

    学生の頃は、日本へ行き、アメリカに帰って来たらニューヨークの金融会社のCEOになる、と考えていました。これがプランAでした。しかし日本に来て、もう1年いられるかもしれないと思いました。最終的には移住したのでこれがプランBとなりました。 心の中にプランAがあったとしても、生きていくなかでの選択により、違う道に進むことになるかもしれません。プランAで準備をしていたとしても、分かれ道にさしかかる。どちらかを選ばないといけない。プランAを続けるか?プランBやCに変えるか?2つの選択肢を見ることができるように柔軟でいないと。プランAがうまくいかなかったから失敗だ、と考えないでください。「もしこの道を行けば、こんなことが起きる。こちらの道を行けば、こんなことが起きるかもしれない」と考えられるほど柔軟であるべきです。どちらの選択肢でも良いんです。

    自分の望んでいた道に行けず、怒ったり悲しんだりした経験が私にもあります。そうした感情に気が付いて受け入れ、積極的に自分の道を選ぶことがとても大切だと思います。私はニューヨークのグローバル企業のCEOでしょうか?違います。自分のビジネスを持っている?そうです。その意味では、私はグローバル企業のCEOと言えると思います。人生の各段階によって、視点を変えることが必要になります。もちろん、自分がしていることやいる場所が気に入らなければいつでも変えられます。これが、学生と話す時に強調していることです。プランBやプランCを生きることは、プランAに失敗したわけではないということを伝えたいです。人生が何をもたらそうと、前に進んでいけるほど柔軟性があるということですし、どの経験からも何かしら学ぶことができます。
    Q4. TMWLPのあとに始めたというプログラム、Kids 2 Kids Change the World についても教えて頂けますか?

    日本に住む子どもたちのためのソーシャルリーダーシッププログラムです。日本と世界の社会問題について学び、海外の子どもたちとともに画期的な解決方法を見出す機会になっています。TMWLPに参加する5年前から、このプログラムのアイディアはありました。TMWLPのメンターとメンティーから学んだことで実行に移す自信がつきました。

    画像2

    小中学生向けプログラムより

    TOMODACHIを通して深い繋がりを作ることができました。ちょうど、6-7月に福岡のアメリカンセンターと北九州市立大学と一緒に「The Art of Storytelling」というプログラムを終えたところです。小、中、高校生が地元の大学生とともに、自分たちが気になっている社会問題の解決方法について、どのように表現するか学ぶプログラムです。プログラムが成功したのはTMWLPで築いたメンターとの強い繋がりのおかげです。そのうちの一人はアメリカンセンターで働いており直接関わってくれました。また、沢山のメンターが自分たちのネットワークを通じて、プログラムを紹介してくれました。

    画像3

    プログラムより ネパールへの手紙

    Q5. TOMODACHI アラムナイコネクトのプロフィールでは、TOMODACHIとは「同じ考えを持った人と協同すること」(partnering with like-minded people)と書かれていますね。これについてもう少し教えて頂けますか?

    TOMODACHIの参加者は、地域のコミュニティに強い繋がりを持ち、日本と世界を良くすること、全ての人が自分の関心によって能力をフルに発揮する手助けをすることに意欲的だと思います。コミュニティで同じ目標を持つ人と繋がり、自分の能力を活かし、それをアメリカや他の国の人たちにまで広げることで、小さなアイディアとして始まったことを新しいグローバルな視点にすることができます。「同じ考えを持った人と協同する」とはそういう意味です。グローバルな視点が都市部ほど強くない小さな地域に、その視点を持ち込むことは重要です。私たちの行動全てが、遠く離れたところでも、近くでも、全ての場所にいる人に影響を与えると理解することが大切だからです。TOMODACHIの参加者は皆、その視点を持ち、コミュニティと共有することでTOMODACHIの輪を広げていると思います。私にとってのTOMODACHIは、皆にとって世界をより良い場所にするために、同じ考え方を持った人と協同することです。

    2022.08.25
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