日米の次世代リーダー育成を目指す「TOMODACHI住友商事奨学金プログラム」 第9期奨学生10人を選出
公益財団法人 米日カウンシル-ジャパン(本部:東京都千代田区、代表理事:スザンヌ・バサラ)が運営するTOMODACHIイニシアチブと住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭誠之、以下「住友商事」)は、2022年7月、「TOMODACHI住友商事奨学金プログラム」(以下「本プログラム」)の第9期奨学生10人を選出しました。
7月1日には住友商事本社にて奨学金授与式が開催され、第9期奨学生10人に対し、住友商事社長の兵頭誠之氏から奨学金証書が授与されました。証書を受け取った学生たちは、「多様なバックグラウンドを持つ多くの人との交流を通し、広い視野を得て、人としてそして次世代リーダーとして成長したい」など一人ひとりが留学に向けての抱負を発表しました。また、同期留学生チームとしての新しい繋がりが構築され、刺激を与えあい、支えあう仲間としてのスタートを切りました。
(授与式および9期奨学生集合写真)
本プログラムは、在日米国大使館と米日カウンシルが主導する日米交流事業
「TOMODACHIイニシアチブ」の教育プログラムの一つとして、2014年に開始したもので
す。住友商事による留学支援制度として、米国の大学へ派遣される交換留学生の中から選
出された学生を対象に、1人あたり年間180万円を奨学金として支給しています。また、留
学中には、米州住友商事会社(本店:米国ニューヨーク)が実施する研修など、学生がグ
ローバルな視野を広げリーダーシップを学ぶ機会を提供しています。さらに、さまざまな
海外経験を持つ住友商事社員がメンター(注1)となり、学生が留学を通して所期の目的
を達成できるようサポートします。
本プログラムでは、過去8期を通じて、計57人の米国留学を支援しています。すでに社会
人として歩み始めた卒業生たちは、あとに続く留学生をサポートするアラムナイ(注2)
としてTOMODACHIイニシアチブに関わり続け、継続的に本プログラムに貢献しています。
本プログラムを通して、より多くの人脈が築かれ、日米の懸け橋となりグローバルに活
躍する次世代リーダーが数多く生まれることが期待されます。
(注1)助言者・相談相手
(注2)同窓生・卒業生の集まり
TOMODACHIイニシアチブについて
東日本大震災後の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログ
ラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す米日カウンシルと在日米国大使館
が主導する官民パートナーシップで、日本国政府の支援も受けています。日米関係の強化
に深く関わり、互いの文化や国を理解し、より協調的で繁栄した安全な世界への貢献と、
そうした世界での成功に必要な、世界中で通用する技能と国際的な視点を備えた日米の若
いリーダーである「TOMODACHI世代」の育成を目指しています。詳細は、TOMODACHI
イニシアチブのウェブサイト(www.tomodachi.org)をご覧ください。