TOMODACHIアラムナイが気仙沼市で駐日米国大使と面会
2022年3月10日、宮城県気仙沼市で2名のTOMODACHIアラムナイがラーム・エマニュエル駐日米国大使(写真:左列手前から3人目)と面会しました。11年前の東日本大震災を記念して東北各地を訪れた同大使と夫人、在札幌米国領事館スタッフが、TOMODACHIアラムナイと夕食を囲み、和やかな歓談と地元産物を堪能しました。
「TOMODACHIサマー・ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」のアラムナイの三浦亜美氏は、気仙沼市出身で、東日本大震災を経験し、大学・就職で気仙沼を離れながらも故郷に戻り働く夢を持っていました。2021年春に帰郷し、それ以来気仙沼の若者の探求学習をサポートする事業に携わっています。三浦氏は、「エマニュエル大使から気仙沼の粘り強さやコミュニティーの温かさを感じたと言われ、とても嬉しく思いました。また、背中を押してくれる言葉を多くいただきました。地元である気仙沼にUターンとして戻ってきた今、次世代のリーダーになれるようにこの地で頑張っていきたいと感じました。さらに、私がサポートしている学生に、気仙沼から世界と繋がり、チャレンジしていくことができると伝えたいです」と話しました。
「TOMODACHI ファミリーマート SDGs リーダーシッププログラム in 東北」のアラムナイの加藤広大氏は、大学在学中に気仙沼を訪れ、それ以来定期的に気仙沼を訪れるようになりました。2021年には同市に移住し、漁師と提携して海洋ごみの50%を占める漁業用の網をバッグや服等にリサイクルするという事業を経営しています。加藤氏は、「エマニュエル大使から、自分が動くことで、少しでも物事を良い方向に動かすことができるという言葉が心に刺さった」と振り返りました。さらに、今回の面会を通して、「TOMODACHIの繋がりの強さを体感しました。これからもたくさんの地方で挑戦する方々との出逢いを楽しみにしています」と話しました。