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    コラム

    次世代サミット2021 2日目 閉会の辞:トリスタン・ノーマン氏

    Tristan Norman

    トリスタン・ノーマン氏は、2018年のTOMODACHI カケハシ イノウエ・スカラーズプログラムのアラムナイです。現在は兵庫県北部の香美町で、「語学指導等を行う外国青年招致事業 (JETプログラム)」の外国語指導助手(ALT)として働く傍ら、国際情勢に関わるキャリアへ進むことを目指しています。

    2020年にヘンドリックス大学を卒業。日本と中国における気候適応を研究テーマに、ソーシャルアントレプレナーシップやイノベーションについて学問の垣根を超えて幅広く学びました。卒業後はUNITAR国連ヤングリーダープログラムに参加。ニューヨークの国連本部の国連経済社会局にてインターンシップを行い、COVID-19、気候変動、デジタルおよび先進的なテクノロジーが若者に及ぼす影響を調査しました。

    このスピーチは、次世代サミット2021の2日目に、閉会の辞として発表されたものです。

    皆さん、こんにちは。私の名前はトリスタン・ノーマンです。この次世代サミットに出席し、私のストーリーを皆さんと共有できることを大変光栄に思います。皆さんの多くが実際に経験されたように、TOMODACHIイニシアチブは、日本とアメリカの若者に大きな影響を与え続けています。

    私は、ビル・クリントン元大統領やウォルマート(世界最大級のスーパーマーケットチェーン)で知られる、アメリカ南部の小さな田舎町、アーカンソー州の出身です。

    2018年、アーカンソー州コンウェイにあるヘンドリックス大学に在籍していた私は、数名の学友と共に、「TOMODACHI カケハシ イノウエ・スカラーズプログラム」に参加しました。本プログラムでは、ダニエル・K・イノウエ上院議員とアイリーン・ヒラノ・イノウエ氏が残した偉大な遺産について学び、日米間に長く根付く友情を育むための異文化交流の機会を得ました。日本の大学生を故郷に迎え入れ、私たちの生活様式を体験してもらった後に、私たちも日本を訪問し、彼らの生活への理解を深めました。

    日本では、彼らと一緒に、東京や広島の文化的や歴史的に価値のある場所を数多く訪れました。初めて新幹線に乗ったときの興奮、宮島・厳島神社の美しさ、そして日本の友人たちの温かいもてなしを今でも覚えています。広島で、アメリカの歴史の教科書では語られることのない原爆被爆者の証言を聞くことができたことは、アメリカ人でありTOMODACHI世代である私たち全員に大きな影響を与えました。そこで私たちは、アーカンソー州の平和祈念イベントや追悼式典で、広島と長崎の被爆体験を紹介する活動を始めました。それが、私たちだからこそできる、故郷に存在する垣根を取り払うための一つの方法になりました。

    2018年のプログラム参加者24名のうち7名が、JETプログラムで日本に戻り、友情と架け橋の構築、国際文化交流の精神を継続することを決意しました。

    時と共に、この「垣根を取り払う」という目標は、私の人生における重要度を増し、その目標達成のための新しい方法を模索するようになりました。また、国際問題、特に日本やアジア太平洋地域への関心が日に日に強まりました。そこで私はコンフォートゾーン(居心地のいい場所)から抜け出す決心を固め、中国の香港近郊に留学し、日本と中国の気候適応についての卒業論文を書きました。これらは、TOMODACHIプログラムで経験した日本での文化交流と、その経験が私の人生観に与えた影響なしには実現しなかったことでしょう。

    私のこの情熱は、やがてニューヨークの国連本部、国連経済社会局でのインターンシップにつながります。配属されたのはユースユニットで、COVID-19のパンデミックやその他の危機が若者に与える影響について研究しました。

    日本とアメリカの若者は、居住国に関係なく、パンデミックの負債を背負って生きていかねばなりません。パンデミックによる教育現場や職場環境、精神衛生面への影響に加え、気候危機によって更に不安定な未来が訪れる可能性があります。

    TOMODACHI世代としての私たちの使命は、日米関係の未来を自らの手で形作ることであると同時に、他の若者たちが障壁を乗り越え、声を上げる後押しをすることでもあります。

    私たちのニューノーマル(新しい生活様式)を形成する要因、コンフォートゾーンを広げていくべき理由は、気候変動やパンデミック以外にも数多くあります。

    歴史的、言語的、文化的、社会的な壁を乗り越えることは、人生を変えるような経験や友情の基盤となります。飛行機に飛び乗り、留学や文化交流に乗り出すときや、夢のような将来設計を練るとき、私たちはTOMODACHIを通して築いた確固たる友情を思い出すことでしょう。私たちは、日々の食卓や自身のコミュニティー内でのインクルーシブ(包括的)な対話と交流を促すべく、新たな行動を起こすべきです。

    今年、あなたはどのように自分のコンフォートゾーンを広げますか?どんな壁を越えますか?
    まずはあなたのストーリーを発信してみましょう。時には、一杯の紅茶やサッカーボール一つで、良い異文化交流ができるかもしれません。

    大きな始まりは、小さな一歩から始まるものです。私はJETプログラムに参加し、兵庫県北部の小さな町、香美町で新しい旅を始めます。TOMODACHIプログラムに一緒に参加した他の7名の奨学生も、JETプログラムを通して日本中に配属されます。私たちのTOMODACHIジャーニーはまだまだ続きます。

    さて、皆さんに質問です。TOMODACHIプログラムはあなたにどのような影響を与えましたか?将来何をしたいですか?どうすれば壁を打ち破れると思いますか?

    私のストーリーを紹介する機会をくださった米日カウンシルとTOMODACHIイニシアチブに感謝します。ここにいる皆さんには、壁を取り除き、末永く続く友情を築くための新しい方法を見つけていただきたいです。大きな始まりは、小さな一歩から。ありがとうございました。

    2022.01.27
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