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    コラム

    プログラム参加者・TOMODACHIアラムナイに聞いてみました!:相澤知世氏

    Tomoyo Aizawa

    相澤知世氏は、2016年に行われた第3回TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議のアラムナイです。日本で生まれ育ち、現在カリフォルニア州在住の相澤氏は、Unicast Robotics Inc.でチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)として、ロボットの開発を通した日米の企業向けのサービスを提供しています。また、ボランティアとしてカリフォルニア州オレンジ郡のオレンジ郡日系協会で日系人向けのコミュニティ雑誌の作成に携わっています。2017-2018年度には米日カウンシル渡邉利三寄付奨学金の奨学生として、ノースカロライナ州にあるアパラチアン州立大学に留学し、グローバルスタディーズを専攻、コンピューターサイエンスを副専攻しました。在学中に日系企業であるUnicast Inc.で3ヶ月間インターンとして働き、その際にジェトロ(日本貿易振興機構)主催の日本企業の米国進出支援プログラムに参加したことがきっかけで、卒業後に米国進出のメンバーに加わることになりました。インターンシップはエンジニアとして経験しましたが、米国進出プログラムでは市場調査・マーケティングリサーチが必要だったことから、現在はCMOとして活躍しています。

    このインタビューは、2021年5月6日にTOMODAHIアラムナイ・インターン(2021)の鈴木真宝(東京)によってオンラインで行われました。 

    Q1: TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議のプログラムで一番印象に残っていることは何ですか?

    プログラムには、モチベーションが高く、やりたいことがはっきりしている参加者が多くいました。加えて、経験豊富な人が多く、自分と同世代であるにも関わらず、将来に対して明確な目標がある人がたくさんいることに衝撃を受けました。実際に、私と同じ大学から参加をしていた学生が、プログラム参加時から日米交流に関心があり、現在は日本で観光関係の仕事をしています。彼女のように、当時から目標をしっかり定めていた参加者が、今もその目標を追っていることを知ると、自分も頑張らなければ、という気持ちになります。

    tomodachi

     TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議の参加者と(相澤氏は左端)

    Q2: プログラムに参加したことで、自身にどのような変化がありましたか?

    プログラムを通してたくさんの人と出会う中で刺激を受けることが多くあり、そのことが自分の挑戦を後押しするものとなりました。留学先の大学の日本文化クラブで副部長に挑戦し、Unicast Inc.でのインターンシップへ参加しました。日本文化クラブにおいては、役員メンバーのほとんどがアメリカ人という環境の中、タスクの内容と担当者をはっきりさせ、常に親切な姿勢を見せ続けるなど、異文化下のチームでの振る舞い方を学びました。また、Unicast Inc.でのインターンシップではウェブサイトの修正を、ジェトロ主催の米国進出支援プログラムでは通訳を主に担当しました。アルバイト以外では初めての就労経験だったので、何もかもが新鮮だったことを覚えています。このようにプログラムに参加したことで、挑戦へのハードルが低くなり、もっと気軽に挑戦をしても良いと考えられるようになりました。

    加えて、渡邉利三寄付奨学金を得てアパラチアン州立大学で学んだことが今のキャリアにつながっていると感じています。大学では、ITシステムが学校教育に導入されていたこと、それが現場できちんと活用されていたことに驚き、テクノロジーの分野に興味を持ちました。また、それらに留学生活を助けられたので、元々関心のあった国際教育もテクノロジーを用いることで便利になるのではないかと考え、グローバルスタディーズを専攻、コンピューターサイエンスを副専攻としました。就職の際は、国際教育の分野にも関心はあったのですが、テクノロジーの方面に進みました。

    Q3: 現在の仕事であるテクノロジーやロボットという面からこれからの日米関係はどのように考えていますか?

    私は、テクノロジーの面から技術協力をすることで、日米関係はさらに良い方向につながると考えています。現在の仕事では、日米両方の方と関わる機会がありますが、それぞれの国でのテクノロジーやロボットに求めるニーズには違いがあります。例えば接客系のロボットにおいては日本では「おもてなし」の気持ちを重要にしていますが、アメリカでは、コスト削減や便利さを重視しています。このようにお互いが重視している部分の技術を高め合い、お互いに協力をすることで、より社会に貢献することのできるテクノロジーやサービスが生まれると考えています。

    加えて、私は現在、オレンジ郡日系協会において、カリフォルニア州オレンジ郡の日系人のためのコミュニティ雑誌「オレンジネットワーク」の編集に携わっています。取材をして原稿を書いたり、広告を載せたいクライアントとの内容の調整をしています。提供する日本語での情報は、オレンジ郡で生活していくうえで助けになるもの、例えば、介護・健康保険や、ウォーキングのためのトレイル、地元のレストラン情報などです。アメリカで生活をするうちに、カリフォルニア州では、日系アメリカ人がこれまで継続して行ってきた地域に貢献する努力により、日系コミュニティが確立されていることに気付きました。例えば、カリフォルニア州に進出する海外企業の中で、雇用者数、企業数、総賃金のいずれにおいても日本は国別比較で1位となっています。日系企業が進出しやすいようにジェトロなどが日系企業への支援を継続的に行なっています。日系コミュニティが地域にとって利益になっているという事実が日米関係の安定につながる、と活動を通して学びました。

    Q4: 現在ロボット技術の進化が注目されています。プラスの面もありますが、将来仕事がロボットに奪われるなどマイナスのイメージもあります。人間とロボットはどのように共生出来ると思いますか?

    最近の10年の間にテクノロジーが著しく進化しましたが、それに伴い仕事が奪われたわけではなく、実際には、テクノロジーを開発する仕事や、普及する仕事が増えていると思います。また、テクノロジーの技術が発達している現在でも、世の中にはまだまだ不便なことがあります。

    私の会社では、介護のレクリエーションを支援するロボットを開発しています。例えば、ラジオ体操の音楽が流され、搭載されたモニターに運動しているインストラクターの映像が映し出され、それに合わせ、車椅子の高齢者ら二十人がゆっくりと体を動かしていく、といったレクリエーションを職員の方に代わってロボットが行います。これにより、職員の方の忙しさを減らし、職員の方は人にしか出来ない仕事により集中することが出来ます。

    ロボットはあくまで、人の手が足りていない部分をサポートしてくれる補助的なものです。そのため、ロボットと人間が協力することで、人間にしか出来ないことにより多くの時間を割けるようになり、そのことが、貧困や労働不足などの社会問題を解決することにつながるのでないでしょうか。

    Q5: 相澤さんにとってTOMODACHIとは何ですか?

    私にとってTOMODACHIは、モチベーションや目標を保つことをリマインドしてくれる存在です。TOMODACHIのメディアや、毎月発行されるニュースレターなどを通して、他のアラムナイの活躍を見ると、「自分も頑張ろう」という前向きな気持ちになります。

    Q6: 将来の目標を教えてください。

    私は、海外で大学生活を送る上で、レポートを書く際に文法を添削してくれるソフトや、海外にいても外国の人と連絡をとることができるソフトを利用することで助けられた経験があります。このようにテクノロジーは、誰かが新しい挑戦をする際にそのサポートをできるので、これからもテクノロジーに関わり続けて行きたいです。

    Q7: 学生や若手社会人などに伝えたいことやアドバイスはありますか?

    挑戦に対してハードルを上げ過ぎずに、たくさんのことをやってみるのが良いと思います。

    TOMODACHIのコミュニティの中では、みんなが応援をしてくれ、自分の挑戦を支えてくれ、安心できる環境があるので、それを利用して様々なことを試してみて欲しいと思います。

    2021.07.29
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