東北・日本・世界の未来を担う若者がオンラインでの事後研修会に参加
2020年11月29日に「TOMODACHIサマー2019ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」のオンライン事後研修会が開催され、50名近くの参加者と関係者が一堂に会しました。
研修会は、2019年7月から3週間にかけてカリフォルニア州バークレーで行われたプログラムの振返り動画で幕を開け、全体でアイスブレイクゲームを楽しんだのち、小グループに分かれて話し合いを行いました。
参加者は、アメリカでの研修でそれぞれが策定したアクション・プランについて、その成果を共有したり、新型コロナウイルスなどの影響により、予定通りに進められなかった葛藤などを話しました。参加者のなかにはすでに大学へ進学した人もおり、大学生になってからもアクション・プランを継続する秘訣や、学業との両立方法、いまなにができるかなど活発な意見交換が行われました。
また、アメリカ研修時のインストラクターや大学生リーダーの方々からの心温まるビデオメッセージが送られ、参加者は懐かしさとともに当時の自信や決意を再度強く意識する機会になりました。
最後に、東日本大震災から10年を迎えるにあたり、これから参加者自身が、東北・日本・世界において担っていく役割について議論しました。参加者たちは、震災について知らない人や、当時のことを覚えていない後輩世代にも、震災のことや防災訓練の大切さを伝え続けていきたいと話しました。さらに「伝えること」と「行動をおこすこと」の双方が重要なので、これからも当事者意識をもって地域や世界と関わっていきたいと話したり、オンラインでの事業が増えていることは地方にとってはチャンスであるので、今後も積極的にかかわっていきたいと話すなど、それぞれの想いを発表し、会は盛況のうちに幕を閉じました。