TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク東北・北海道地域チームB「ウェルカム・イベント」:Find Your Color」をテーマに、自分の強み(カラー)とキャリアについて考える
2020年6月13日、東北・北海道地域チームBの「TOMODACHI アラムナイ 地域フレームワーク ウェルカム・イベント」が開催されました。「TOMODACHI アラムナイ・オンラインキャリアイベント〜Find Your Color〜」と題された本イベントは、地域リーダーの大和田日向子氏と地域メンターの石倉佳那子氏が運営を担当し、23名が参加しました。
イベントの冒頭では、在札幌米国総領事館 ライアン・イングラッシア広報文化交流担当領事およびプルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン 深沢ひとみ氏よりご挨拶をいただきました。
地域リーダーの大和田氏は、自分自身の人生に強く影響を与えるロールモデルとなるような大人との出会いが少ないと感じていたため、進路に悩むアラムナイのために出会いの機会を作りたいという想いから本イベント実施に至ったと述べました。「カラー」をその人の強みや特徴と捉え、ゲストスピーカーから生き方や多様な選択肢のヒントを得て、自分のカラーを活かした生き方について考えることを目的としました。
イベントの前半では、多様なキャリアを築いている3名のゲストスピーカーからライフカーブに基づいた自身の歩みやキャリアのお話を伺いました。釜石市オープンシティ推進室長の石井重成氏は、東日本大震災後に復興支援のために釜石に移住し、地方創生の仕事が思うようにいかなかった時の経験を踏まえ、選択に迷った時こそ「心の温度に従うこと」が大切であると強く主張しました。続いて、札幌市立高校の教員であり、東北・北海道地域チームBのメンターを務める齋藤菜奈子氏は、海外でのボランティア経験や国際機関での勤務経験を踏まえ、「やりたいと思ったこと、興味のあることに積極的に挑戦することが大切」であると伝え、参加者を激励しました。さらに、一般社団法人ユナイテッド・グリーン代表の山田周生氏は、「人からどう思われるかより、自分にとって価値のあることをすることが大切である」と、バイクでサハラ砂漠を単独横断した25歳の時の話、その後はバイクと車で世界100カ国以上を旅をしたことなど、これまでの経験や活動について写真を交えて述べました。3名に共通していた考え方は、「失敗や変化を恐れずに行動する強さ」こそが、自分らしく、悔いのない人生を歩むために必要であるということでした。
後半では、これからの人生において大切にしたいこと、理想の生き方に近づくために明日からチャレンジしたいことをテーマに、グループディスカッションを行いました。
ヤング・アメリカンズ東北ツアー参加者の長谷川新菜氏は、「人生一度きりと言いますが、こんなにも一回の人生で濃密で多種多様な経験をしている方がいるのかと驚かされました。同じ画面上にいるけれど、素晴らしいキャリアを持っているゲストスピーカーの方々は自分とは程遠い場所にいるような感じでした。私もそんなキャリアを築きたいと思うと同時に、数年後の自分はどうなっているのだろう、自分の好きなことを追い求められているのだろうかと自分のキャリア・大学卒業後の自分の将来像について考えるきっかけになりました。」と述べました。
本イベントは、プルデンシャルの支援によるTOMODACHI世代アラムナイ・リーダーシップ・プログラムのTOMODACHIアラムナイ地域フレームワークの一環として実施されました。