TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク沖縄地域「ウェルカム・イベント」:「Who Will Be Your Life Partner?」をテーマに沖縄の地域課題「結婚」を取り巻く問題について考える
2020年6月6日、沖縄地域の「TOMODACHIアラムナイ地域フレームワークウェルカム・イベント」が開催され、沖縄地域のアラムナイが主体となり18名の参加者が集結しました。多様なグループアクティビティやディスカッションを通して、沖縄における「結婚の課題」について考え、沖縄地域のアラムナイ同士の繋がりを深める機会にもなりました。
本イベントは、プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社及び在沖米国総領事館の支援のもと、地域リーダーの与那嶺利佳氏と地域メンターのアラオセーラ氏が運営を執り行いました。イベントの冒頭には、プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社より広報マネージャーの林文恵氏、さらに在沖米国領事館より広報文化担当補佐官の當山綾氏からご挨拶をいただきました。
沖縄の地域課題の1つでもある「結婚」を取り巻く問題の解決につなげるため、結婚について学ぶ機会が少ない10〜20代の若者たちに向けた本イベントでは、結婚のカタチが多様化している現状を踏まえて、まず初めに一般的な結婚の定義における共通認識を理解した上で、アクティビティが始まりました。
イベントの前半では、「What’s Your Happiness in Life?」をテーマとし、サポーター進行により、各グループに分かれて、人生における幸せについて話し合いました。この議論を通して、「Family」「Love」「Career」など、様々な幸せのかたちがあることを理解し、参加者同士を知る良いきっかけ作りにもなりました。 続いて、事前に受けた自己分析テスト(16 Personality Test)の結果から、参加者は自らのパーソナリティを振り返り、他者との類似点や共通点を認識した上で、結婚のかたちやお金、家族との関係、子ども、生活スタイルなどについて、既婚者・未婚者を含む様々な立場から、意見交換をすることができました。
イベントの後半には、「沖縄における結婚の課題」をテーマとし、再度グループに分かれてディスカッションを行いました。相続の問題、若年層の結婚率の高さなどが課題に挙げられ、テーマイベントに向けてのさらなるヒント探しや予定されている具体的な活動につながるアイデアも生まれました。参加者からは「結婚の価値観を学ぶことができた」「少人数でのグループだったので濃いディスカッションができた」「自分の将来を考えるきっかけになった」などの声がありました。さらに、イベント後のアンケートからは、86%以上の参加者が「とても満足した」という回答結果が出ました。
「経験に基づいた国際結婚の話」「ファイナンシャルやリテラシーについて」「性生活に関して」「日本が提供する結婚サポートシステム」など、参加者から結婚に関して具体的に興味関心のある情報が寄せられ、秋に開催するテーマイベントに向けての素晴らしいキックオフとなりました。イベントの終盤には、バックグラウンドミュージックとして、地元沖縄のミュージックバンド「かりゆし58」の「オワリはじまり」が流れ、沖縄地域活動の「はじまり」を表しているようでした。
本イベントは、プルデンシャルの支援によるTOMODACHI世代アラムナイ・リーダーシップ・プログラムのTOMODACHIアラムナイ地域フレームワークの一環として実施されました。