TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program がバーチャル・ワークショップを開催 ~テクノロジーを通じて参加者をエンパワー~
2020年5月1日に、「Own your Life, Design your Future」というテーマのもと「2019-2020 TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program(TMWLP)」バーチャル・パネルディスカッションが開催され、10ヶ月にわたるプログラムの最後を飾りました。このワークショップは、3回実施されたうちのひとつで、従来行われてきた卒業式(アニュアルカンファレンス)の代わりに企画開催されました。
プログラム開催地の4拠点から選ばれたメンター4名が、それぞれの人生ストーリーについて、一連のバーチャル・インタビューの中で共有してきました。この同メンターたちが今回のパネリストとして、バーチャル・ワークショップへ招待されました。
パネリストらの紆余曲折ある人生ストーリーを通して、ワークショップでは、自分の人生にオーナーシップを持つためには、自分の人生をコントロールするだけではなく、とりわけ現時点の環境を踏まえて、どのように対応していくかが最も大切であるという、力強いメッセージが伝えられました。TMWLPの5つのコンピテンシーである「自己認識」「コラボレーション」「ペイフォワード」「グローバルな視野」「レジリエンス」を参加者が具体化することへの答えとなりました。
先に開催された2つのワークショップでもコンピテンシーについて繰り返し取り上げ、回復力(レジリエンス)を保つことやグローバルな発想を持つことの重要性をさらに掘り下げていきました。 回復力(レジリエンス)に関するバーチャル・ワークショップでは、「働きかけること、繋がりをとおして強さを持ち続ける」と題し、ルミナラーニングの進行により、前向きな小さな行動とコミュニケーションを通して最強な自分を育てることの重要性について取り組みました。 共同でリーダーシップについて学ぶプログラムを基に、グローバルな視野、そして多様性とインクルージョンに関するワークショップでは、EY Japan株式会社の進行により、どのようにグローバルなリーダーシップの定義づけをするかより深く調査し、多様性とインクルージョンにおけるグローバルなリーダーとしての役割やそれらを守るために直面する課題、そして日本における多様性とインクルージョンの重要性について取り組みました。
地域を越えたバーチャルでの対話式ワークショップは、TMWLPにて開催することは初めてで、目玉となったのは、価値ある授業とこれまで未知の領域であったバーチャル・プラットフォームを使用する利点にありました。参加者は、成長の手段として課題を理解する能力は、未来のリーダーにとって不可欠であるということ、また、たくさんの課題があったにもかかわらず、世界的なパンデミックが、地域社会の強さや回復力を呼び起こすひとつの機会になったことを実感しました。
メンティーとして参加した、水田知佳氏は、「私はTOMODACHIが主催したこれらのバーチャル・セッションに参加し、気持ちを奮い立たせてもらえたことにとても感謝しています。最近の自分の状況に関連性もあり、ソーシャル・ディスタンスを保つ状況下であっても、どのようにバーチャルで繋がりをもつことができるのかということを教えてもらいました。それは励みになりましたし、またメンターとメンティーがともに議論の場を持つことができるという動機付けにもなりました。逆説的にとらえると、このパンデミックが、私たちがかつて遭遇したことのない課題へともに直面することで、私たちをより近づけてくれたと感じました。レジリエンスとリーダーシップというテーマもより関連性あるものになりましたし、新しい見解を与えてくれました」と、バーチャル・ワークショップに参加した経験を語りました。
本プログラムは日本法人であるメットライフ生命保険株式会社とのパートナシップにより実現しています。