在札幌米国総領事公邸にて「TOMODACHIアラムナイ・ギャザリング」を開催
2019年10月17日に、北海道での開催は初となる「TOMODACHIアラムナイ・ギャザリング」が在札幌米国総領事館に隣接する在札幌米国総領事館 総領事公邸にて行われました。
数か月前に着任したばかりで、今回の主催者であるアンドリュー・リー在札幌米国総領事館総領事は、在札幌米総領事公邸で行う初のイベントとして、TOMODACHIアラムナイを迎え入れてくださいました。
リー総領事は、TOMODACHIコミュニティの貢献へ感謝の意を述べられ、ここに集結したアラムナイは、故郷から離れ異なる文化を経験し、さらに自身の文化を伝える「外交官」さながらの代表者であると述べられました。そして、他の人たちがアラムナイのように留学をして経験値や視野を広げたいと感化されるように自身の経験を共有してほしいと激励しました。
続いて東京から参加したTOMODACHIアラムナイ・マネージャーの宇多田カオル氏より、アラムナイ・コミュニティを「出る杭ネットワーク」と称し、アラムナイそれぞれが「出る杭」になりつつもその中のつながりを強化し、世界のイノベーションを促進するためには、大胆になることそして平凡に抗うことと奨励しました。
また、在日米国大使館からマシュー・スミス管理担当公使、在札幌米国総領事館よりライアン・イングラッシア広報文化交流担当領事、寺下ヤス子広報企画担当官にもこのイベントへご参加いただきました。
6つの異なるTOMODACHIプログラムに参加した10名のTOMODACHIアラムナイが参加し、今回は北海道でアラムナイが集結する初の機会となりました。参加者は、今後もアラムナイに関わり、スピーカーや地域の代表者としてコミュニティに還元していきたいと述べました。
参加者の中には、宮城県と福島県で2011年に東日本大震災を経験し、その後北海道に進学した2名の大学生がいました。TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programに参加した酒井智子氏は、東北出身の彼女がコミュニティの一員となるためにいかにTOMODACHIプログラムが有意義であったかを伝え、「イベントでは異なる世代のアラムナイと話し、刺激を受けることができました。非常にわくわくしたイベントでした」と述べ、「自分が今しなければならないことを全力でやります。大学で勉強すること、将来のキャリアと夢について考えることなどです」と宣言しました。
その他にも様々な経歴を持った参加者たちが集まりました。
TOMODACHI住友商事奨学金プログラムでオハイオ州立大学へ一年間留学し、帰国後も更に国際関係に携わる機会を模索している学生、TOMODACHI-Mitsui & Co. Leadership Programでシリコンバレーへ渡米し、新しい方法でコミュニティに還元する方法を模索している若手社会人。TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programに参加したメンターとメンティー同士。さらに、イベントに参加するために片道一時間をかけてやってきた、TOMODACHI Hondaグローバル・リーダーシップ・プログラム参加者の高校生もいました。
この「TOMODACHIアラムナイ・ギャザリング」は、TOMODACHIアラムナイ・リーダーシップ・プログラムの一環で、プルデンシャルの多大なご支援を受け運営されています。