TOMODACHIサマー2019ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム 帰国後研修会を仙台市で開催
2019年9月29日、宮城県仙台市で「TOMODACHIサマー2019ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム帰国後研修会」が開催され、岩手・宮城・福島県から選出された高校生が夏に実施されたプログラム以降、約2か月ぶりに集結しました。
研修会では、夏にカリフォルニア州バークレー市および近郊地域で実施したプログラム内で策定したアクション・プランの進捗確認や、企画内容を今一度見直す機会となりました。参加者は、プロジェクト実現のヒントを得るため、ソフトバンク株式会社 人事総務統括 CSR統括部 統括部長、公益財団法人 東日本大震災復興支援財団 理事 池田昌人氏の講義に熱心に耳を傾け、実践的なワークショップに参加しました。
参加者は帰国後、多くの方々の協力を得てプロジェクトを進めていたり、予期せぬ壁にぶつかって悩んでいたり、それぞれが試行錯誤を重ねていました。研修会では、様々なゲームやチームでの話し合いを通じて、プロジェクト実行の留意点、周囲の大人を巻き込こむ重要性、また進め方についてなど、具体的な多くの手法を楽しみながら学ぶことができました。
宮城県石巻市から参加した後藤莉子氏は「私のアクション・プランは、宮城県石巻市にある網地島、金華山を震災前より多くの方々に訪れてもらい、アウトドア体験がたくさんできる場所にすることです。今回の研修で、プロジェクトを立ち上げた後、どのようにして周りの人に伝えるかや、企画をどのように立てるかなどたくさんのことを学びました。また、『続けること、願い続けること、考え続けること、努力することで努力は報われる』という言葉が心に残っています。自分のやるべきことを少しずつ熱意を持ってやっていきたいと思います」と今後の意気込みを語りました。
参加者は来年3月の最終報告会に向け気持ちを新たにし、東北に前向きな変化を起こすために更なる一歩を踏み出しました。