2019年 Global Classmates(グローバル・クラスメート) サミットで、多様性について学ぶ
2019年7月25日から8月3日にかけて、2019年「 Global Classmates(グローバル・クラスメート) 」サミットが開催され、日米の生徒らがワシントンD.C.へ結集し、多くの発見と対話の機会を持ちました。米国から6名、日本から6名、合計12名の参加者は、1700名以上のGlobal Classmates(グローバル・クラスメート)のバーチャル交換プログラムにおいて優れた成績をおさめた応募者の中から選ばれた生徒です。
2019年8月1日には、在米国日本大使館広報文化センターが主催となり「前向きな米日関係の将来を築いていくための若者たちの声」を伝えるプレゼンテーションが行われました。プログラムは、在アメリカ合衆国日本国大使館広報文化班 参事官 石川真由美氏の言葉で始まり、石川氏は、感謝の気持ちを伝えることの大切さと、感謝の意を日本の言語で伝える47の手法を述べました。続いて、米国で暮らす彼女自身の経験談から、「新しく生涯の友と出会い世界的な視点を広げる」ことを期待していると参加者へ伝えました。
石川氏に続き、アメリカ合衆国国務省東アジア・太平洋局日本部長であるジム・ヘラー氏からは、コミュニケーションの重要性や「人と人とのつながりが、米日関係の源泉であり、後ろ盾」であること、そして話の最後に、参加者へ向けて「外交官という職業は、やりがいのある仕事です」と力強い言葉をいただきました。
様々な活動が行われた10日にわたるサミットのあいだ、学生たちはチームビルディングの実習、そして米日関係のリーダーたちにお会いする機会を得ました。参加者は、サミットに対する自分たちの思いや米日関係がどのように将来へ影響をあたえていくのかを考え共有しました。
「ビジネスの面においても、自分の特技や楽しみを結び付けられることを学びました」と、ケンタッキー州からの参加者である、ソフィア・ビンガム氏は述べました。また、宮城県からの参加者である大浦 令惟氏は「このサミットのお陰で、私は新しいコミュニケーションスキルを得ました。英語を母語としない人とどのように会話をするのかを学びました」と述べました。
参加者たちは10日間のあいだ共に過ごしたことから、多様性の重要なポイントや個性を受け入れることについての秘訣をプレゼンテーションの中で伝えました。