「TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム」第2回事前研修開催
前回6月に開催された事前研修1回目に引き続き、「TOMODACHI J&J災害看護研修プログラム」第2回目の事前研修が2019年7月6日と7日の2日間、東北大学の災害科学国際研究所にて開催されました。
今回は本プログラムの米国研修を実施団体であるChildren’s National Health System(米国ワシントンD.C.にある小児専門病院)より現役の看護師であるエミリー・ドローズ氏とダイアナ・フォックス氏をお招きし、米国研修の訪問先やスケジュール詳細のほか、米国における災害医療や災害看護の概要についてお話を伺いました。また、米国研修中に行うスピーチ披露に向けた練習を行い、メンターの先生方やサポートスタッフより細かい指導を受けました。さらに、避難所運営ゲーム(HUG)にも挑戦するなど、米国研修の準備に焦点を当てた内容となりました。
1日目のスピーチ演習では、極度の緊張とそれぞれの想いが溢れ涙してしまう学生も多数いましたが、練習を続け、「自分の軸となっているもの」や「一番聞き手に伝えたい事」へと焦点を絞り、たった一晩の間で見違えるような成長と変化が垣間見えるスピーチとなりました。
2日目には、昨年度参加のアラムナイ(プログラム経験者)である4期生の豊川幸世氏と松野下彩氏が、帰国後のアクティビティについて伺いました。企画を立てることの難しさや、企画実行に伴う必要不可欠なプロセスなどを自分たちの経験談を交えながらの発表は、帰国後すぐに5期生がアクテビティを実行するためにも、貴重なお話となりました。
第1回、2回目の研修を通して、5期生の間に素晴らしいチームワークが芽生え始めました。個人の成長はもちろんチームとしても、米国研修後の成長がさらに期待されます。