2018 TOMODACHI CIE日米草の根交流サミット:奈良県の高校生が第28回シアトル・ワシントン州大会に参加
2018年9月18日から25日の8日間、「2018 TOMODACHI CIE日米草の根交流サミット」の一環として、奈良県立畝傍(うねび)高等学校の高校生15名と引率者3名が渡米し、米国ワシントン州で開催された「第28回日米草の根交流サミット2018シアトル・ワシントン州大会」へ参加しました。同校は、昨年奈良で開催された第27回大会の為に来日した、ジョージア州メーコン・ビブ郡ユース・コミッションの生徒の受け入れ校でもあります。
1週間の米国滞在プログラムでは、サミットの参加に加えシアトル市内の日本文化コミュニティセンターや退役軍人センターなどを訪問し、日米交流や日系アメリカ人の歴史について学びました。また移民労働者が多く移住している地域にあるワシントン州北西部マウントバーノン市所在のマウントバーノン高校の生徒らと交流を深めました。
プログラム参加に際し、訪米前の夏休み中に、参加生徒らはジェイミー・フォード著「あの日、パナマホテルで」の小説を元に、シアトルと日系アメリカ人の歴史や日米両国の交流の歴史を研究しました。米国に実在するホテルや施設を訪問する事で研究を検証し、日本では学ぶことができない史実を通して研究を深めました。その研究報告をサミット大会の開会式典およびマウントバーノン高校にて英語で披露し、称賛を受けました。
また参加生徒らは同校でホスト生徒の授業を視察し、彼らの家庭でホームスティを経験しました。実際の高校生活を2日間体験することで、日米の教育事情の違いや国際交流の重要さ、アメリカの実生活を知ると共に、生涯に続く友情を育みました。