TOMODACHI Microsoft iLEAP Social Innovation and Leadershipプログラム参加者がシアトルでリーダーシップやソーシャルイノベーションを学ぶ
2018年8月1日から25日にかけて、「TOMODACHI Microsoft iLEAP Social Innovation and Leadership プログラム2018」に参加する24名の大学生と若手社会人が、ワシントン州シアトル市を訪問し、約4週間のリーダーシップ研修に参加しました。本プログラムは、3つの段階(Phases)で構成されています。フェーズ1は、日本でオンライン会議や出国準備、フェーズ2は、シアトル市での約4週間の集中的なリーダーシップ研修、そして帰国後参加者はフェーズ3に入り、マイクロソフト社のアドバイザー(ボランティア社員)と本プログラムの新しい運営パートナーであるETIC.のサポートのもと、個々のプロジェクトの実施に取り組みます。
シアトルでの約4週間の研修を通して、参加者はセミナ―形式の研修、グループ・プロジェクト、現地視察、マイクロソフト社員からのメンタリング、振り返り、の5つの活動に参加し、総合的に学びを深めました。セミナー形式の研修では、リーダーシップや社会変革について学びの基盤作りを行いました。その中のグループ・プロジェクトでは、メンバーやシアトルの非営利団体と共にプロジェクトに取り組むことで、自身のリーダーシップを生かす実践に取り組みました。参加者はこの活動を通してリーダーシップに関して理解を深め、シアトルの地元コミュニティへ貢献する機会を得ました。またマイクロソフト社のアドバイザーらによるメンタリングを通してプロジェクト全体の実施プロセスをサポートしていただき、参加者は個々にアドバイザーとの信頼関係を深めました。更に、日米間で行うプログラムを実現するために、テクノロジーについて学びました。オンライン会議やプラットフォーム、Teamsの使い方などを取得することで日米間のコミュニケーションを円滑にするだけでなく、リソースやアイデアの共有を効果的に行えるようなりました。
プログラム中、参加者はワシントン州レドモンド市にあるマイクロソフト本社を訪問し、同社の社会貢献活動や、テクノロジーと哲学がどのようにプロジェクトを促進し、次世代のリーダーとして貢献していくのか学びました。また午前中のセッションで同社の5名のアドバイザーから歓迎を受け、企業文化を学び、LinkedInのワークショップに参加しました。セッションの終盤には、参加者は各グループで進めたグループ・プロジェクトについて、5分間のピッチを行いました。また参加者は昼食を取りながらたくさんの同社社員との交流を楽しむ中、日本に戻った後のプロジェクトをどのように進めるかなどについて活発に議論し、貴重なアドバイスをいただきました。
参加者の一人は、「グループ・プロジェクトはとてもやりがいのある課題でした。もしこの課題がなければ、私は自分にとってのリーダーシップや情熱、社会に対して何をしたいか、について深く理解することができなかったと思います。自分のやりたいことを明確にすることができました。今後チームと共にさらに取り組みを進めることを楽しみにしています。」と語りました。
帰国後、参加者は2018年11月までの期間、プログラムのフェーズ3に取り組みます。関係者の助言を受け、またテクノロジーの側面も組み込みながら、それぞれのプロジェクトを深めていきます。
本プログラムは、日本マイクロソフト株式会社の多大なご支援により実現しています。