TOMODACHIアラムナイが第3回TOMODACHIふくしま香LINKプログラムを通し、福島県下郷町で開催された「なかやま雪月火」に参加
第3回TOMODACHIふくしま香LINKプログラムが、2018年2月15日から17日に福島県下郷町で開催されました。TOMODACHIふくしま香LINKプログラムは香りを観光に活用することをテーマに、参加者の学生が社会人のフィードバックを受けながら、観光におけるブランディングを学ぶプログラムです。
今回のプログラムでは福島県下郷町中山地区で冬の賑わいを創出する「なかやま雪月火」を香りで演出しました。2,000個以上のミニかまくらと蝋燭が織りなす光景は、日本夜景遺産にも登録されています。今回は初めて雪舞台の一部を香りで彩りました。参加者の紡いだ「なかやま雪月火」の物語とそれに合った雪月火の香りをアロマキャンドルに込めて展示しました。参加者には「福島県の観光への香り活用」というテーマのもと、雪月火実行委員の方との交流から雪月火イベント設営、そしてイベントを体験し、次回の「福島県の花見×香り」へ向けてのディスカッションを行いました。
プログラムの前半では、なかやま雪月火の設営がメインとなりました。かまくら内の演出はもちろんのこと、今までの「TOMODACHIふくしま香LINKプログラム」をイベントに訪れた人に伝えるために、2メートルにもなる雪壁を作り、プログラムの写真をアロマキャンドルと共に展示しました。
また、参加者は、アイデアを出し合いながら、子どもたちに遊んでもらうための滑り台づくりやかまくらのデザインなどに楽しみながら取り組みました。
後半は次回のプログラムに向けて、「福島県の花見×香り」をテーマにグループ・プレゼンテーションを行いました。3つのグループがそれぞれ全く違うアプローチで香りの観光への活用方法を考えました。プレゼンテーションでは、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントのシニアアートディレクターである森澤有人氏や株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所ビジネスプランナー星亜香里氏の商品デザインに関するお話を始め、多くの社会人参加者の方々から貴重なアドバイスを頂き、考えを前進させました。
今回のプログラムでは参加者をはじめ、なかやま雪月火来訪者の多くからも、香りを導入することでかまくらの印象が大きく変わったと感想が寄せられました。
「TOMODACHIふくしま香LINKプログラム」はAir Aroma Japan株式会社のご協力のもと運営されています。
今回のなかやま雪月火は各社メディアにも取り上げられました。
福島民報
http://www.minpo.jp/pub/topics/59preject/2017/12/post_719.html
http://www.minpo.jp/pub/topics/odekake/2018/02/post_6388.html
朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASL2K3HNRL2KUGTB001.html