ウィリアム・F・ハガティ駐日米国大使がTOMODACHIイニシアチブのレセプションを開催、 日米関係を強化するパートナーシップを歓迎
2017年12月5日に、ウィリアム・F・ハガティ駐日米国大使の主催で「TOMODACHIレセプション」が大使公邸で開催されました。レセプションでは、日米の次世代のリーダーを支援するパートナーシップの強化が発表され、協賛企業、政府関係者、非営利団体、TOMODACHIアラムナイ(プログラム経験者)等を含む総勢150名以上の関係者が一堂に会しました。吉野正芳復興大臣並びに内堀雅雄福島県知事にもご列席頂きました。
レセプション開催に先立ち、ハガティ駐日米国大使とTOMODACHIの協賛企業数社による「ラウンド・テーブル(意見交換会)」が実施され、アイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長の進行のもと、TOMODACHIの日米関係における役割や、両国の次世代リーダーへの支援の重要性が議論されました。
続いて、レセプションでは、株式会社 ファーストリテイリング、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ、本田技研工業株式会社、三菱UFJフィナンシャル・グループ、住友商事株式会社のパートナーシップの継続が発表されました。それぞれ2020年、2021年までの継続となります。
ハガティ駐日米国大使はレセプションで、日米関係強化における、社会的および教育分野における交流の重要さを強調し、「TOMODACHIは日米間の人と人の絆の深化を促進する、有数の取り組みとなっています」と述べました。詳細はこちら。
またレプションにでは、2名のアラムナイがスピーチを行いました。
TOMODACHI住友商事奨学金プログラムのアラムナイである、真部魁人氏は、宇宙飛行士になる夢を共有、TOMODACHIを通した留学の経験を振り返り、「留学の経験は、私に多様性の重要性について気付きと、より大きなグローバルな視点を与えてくれました。宇宙飛行士になりたいという想いは、TOMODACHIを通して得た知識と、コミュニティー、物の見方で、さらに強くなりました。」と述べました。
TOMODACHI MUFG国際交流プログラムのアラムナイの小畑絢香氏は、東日本大震災で叔父を失ったことや、震災の悲劇だけでなく影に隠れている、前向きな事柄も語ることのできる語り手へとなった道のりについて触れ、「TOMODACHIは震災の悲しみは、私の大事な一部であること、そして心に悲しみを抱えていても、前に歩き出せることを教えてくれました。」と述べました。
レセプションにはスピーチを行った2名に加え、7名のアラムナイが参加し、招待客とプログラムを通しての成長や気づきを共有しました。