2017年シカゴ・多賀城市TOMODACHI交流プログラムを実施、日本人高校生が「ウィンディ・シティ」を訪問し交流
9月3日から9日の間、「TOMODACHI NAJAS草の根交換プログラム」のうちの1つ、「2017年シカゴ・多賀城市TOMODACHI交流プログラム」が実施され、宮城県多賀城市の高校生6名と引率者が米国イリノイ州にある「ウィンディ・シティ」、シカゴ市を訪問しました。シカゴ・オヘア国際空港に到着後、生徒らは早速、空港内でシカゴ名物のピザを楽しみました。また、歓迎パーティーが開催され、シカゴの日米協会やホームステイ先の家族、地元のスポンサーが参加しました。
生徒たちはホームステイ先の家族と1日を過ごした後に、シカゴ大学を見学し、将来に対する野心を持つように励まされました。大学ツアー後には、シカゴ美術館を訪問し芸術的な面で刺激を受けていました。また、オムロンとモレックスの2社を企業訪問し、製品組み立てラインの見学や企業幹部からグローバル・ビジネスに関するプレゼンテーションを聞く機会にも恵まれました。さらに、生徒たちはシカゴのダウンタウンでお土産などのショッピングやシカゴ川から高層ビル群の景色を楽しめる建築ツアークルーズを楽しみました。
プログラムの締めくくりは、シカゴスタイルで行われた「さよならパーティー」です。ミニ・ホットドッグやミニ・イタリアンビーフサンドイッチ、ギャレット・ポップコーンなどが振る舞われました。また、在シカゴ日本総領事館の伊藤直樹総領事をお招きし、スピーチをして頂きました。生徒たちは、学校生活から日本の食べ物やお祭りに関するプレゼンテーションを行って、コミュニケーション・スキルを磨きました。
本交換プログラムのハイライトは、シカゴ市で最も規模が大きな公立学校、レーン・テック・カレッジ・プレップ・ハイスクールで1日を過ごしたことです。生徒たちは日本語や自動車運転のクラスなど様々な授業やカフェテリアでの食事を体験し、日本とは全く違う学びの環境に刺激を受けました。参加者の1人、星聖亜氏はハイスクールでの体験についてこう述べていました。「さよならパーティーでスピーチをすることができて大変満足しています。皆さんが真剣に耳を傾けてくださり、褒めてくださいました。レーン・テック・カレッジ・プレップ・ハイスクールは日本学校とは大きく違っていおり、驚きました。生徒の皆さんは非常に親切で、私の英語を助けてくれました。非常に素晴らしい経験ができました。将来、海外留学ができるように一生懸命勉強をします。」充実した現地学校での活動の後、多賀城とレーンの生徒たちはピザ・パ-ティで会話を交わし、友情を育み、経験を深めました。
千葉桃子氏はプログラムで得た経験について、「この交換プログラムでは文化の違いに驚かされました。ここに来なければ知ることができなかった多くのことを学び、考え方が広がりました」と振り返えりました。