日米のリーダーが集結した、米日カウンシル・アニュアル・カンファレンスにTOMODACHIアラムナイが参加
TOMODACHIの11のプログラムから70人以上のアラムナイと現在米国に留学している参加者が、11月12日-13日にカルフォルニア州シルコンバレーで開催された「2016年米日カウンシル・アニュアル・カンファレンス」に招待されました。
本カンファレンスのテーマは、「想像する。革新する。可能性を引き出す。~シリコンバレーから学べること~」でした。アラムナイは日米両国から様々な分野の第一人者700名が集った本カンファレンスに参加し、デザイン、人口知能、金融まであらゆる分野における日米の協力について議論された講演に耳を傾けました。
また、パネル・ディスカッションでは、米国の大統領選挙と日米関係に対する影響についても意見が交換されました。レセプションやディナー会場では、アラムナイはカンファレンスの参加者と交流し、名刺交換を行う機会に恵まれました。
ハイテク分野の起業のメッカとして名高いシリコンバレーで迎えた今回のカンファレンスでは、あらゆる日米関係における革新的な議論が考察され、パネリストは、より強固な二国間の発展への挑戦や好機について意見交換し、その手法を明らかにしました。とりわけ、イノベーションと起業について触れ、次世代リーダーたちに刺激を与えました。
株式会社日立製作所取締役会長兼代表執行役の中西宏明氏、セールスフォースのシニアバイスプレジデント(ストラテジック・プランニング担当)のピーター・シュワルツ氏らが基調講演を行いました。マイクロソフトコーポレーションのプレジデント兼最高法務責任者、ブラッド・スミス氏は日米の協力における更なる機会、テクノロジーの進歩がもたらす将来の変化について述べました。
フィランスロピック・ベンチャーズ・ファウンデーション 事務局長であり、インデックス・ベンチャーズのメンターである比嘉ジェームス氏が、「シリコンバレーから学べること」と題したパネルで司会進行を務めました。X(元Google X)、Spotify、ブルーボトルコーヒー各社の代表がパネリストとして登壇し、シリコンバレーの成功から日本が学べることについて、自身の知見を共有しました。
また、日米におけるリーダーの多様性があらゆる形で称賛されました。元サンノゼ市長で、アメリカ合衆国運輸長官や商務長官を務めたノーマン・ミネタ氏が、世界をより良くする為に取り組む人たちのネットワーク構築の重要性について講演を行いました。 ジャン・ヤネヒロ社、社長のジャン・ヤネヒロ氏は例年どおり、活発なパネル・ディスカッションをリードし、あらゆる分野活躍している、さまざまな背景を持った日系人のリーダーについて考察しました。元NFLの選手で、日系人の家族に養子として迎えられたスコット・フジタ氏、ゴールドマン・サックス証券株式会社副会長で「ウーマノミクス」の提唱者であるキャシー・松井氏、女優・歌手で『ベスト・キッド2』に出演したタムリン・トミタ氏、サンヌードル・ノースアメリカのバイス・プレジデント(オペレーション担当)を務める夘木健士郎氏がパネリストとして登壇しました。