サンディエゴの米国生徒が大船渡を訪問、野球を通じ日本文化や東北について学ぶ
2016年7月24日から8月1日、南カリフォルニアサンディエゴ市から小中学生の野球選手8名が来日し、「TOMODACHIサンディエゴ/ティフアナ・大船渡青少年野球交流プログラム」に参加しました。本プログラムは、今回4年目を迎え、カリフォルニア州サンディエゴと岩手県大船渡市の間の野球を通じた交換留学プログラムとして毎年開催されています。昨年度は、日本人選手8名がサンディエゴを訪問しました。
本プログラムを通じて、米国参加者は大船渡市内の中学校を訪問し、東日本大震災の経験について話を伺った他、陸前高田市・大船渡市沿岸部の訪問、日本側の参加選手やホストファミリーとのバーベキュー、洞窟探検等を体験しました。米国の参加者は、文化交流を通じて、日本への理解を深めました。また、東日本大震災の被害状況についても学び、今日の東北の人々の暮らしが、未だどれだけ震災の影響を受けているのかについても、学ぶことができました。
参加者は、日米両国で歴史も伝統もあり、多くの人々に親しまれる、野球というスポーツを通じて、日米両国の文化や生活スタイルについて学んだ他、新たな友情を育むことが出来ました。
参加者の一人、ケヴィン・コヴァラビアス氏は、「プログラムに参加して、人生における価値観が変わりました。一生忘れません。大船渡市は、緑に恵まれた海岸の景観も見事な大変美しい街です。世界一美味しい帆立も頂くことが出来ました。」と経験を語りました。